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本当のスピリチュアル

魂を重んじるということ

はじめにお断りしておきますが、この記事では「魂」を重視することの大切さを語っています。ただし、これは「悪いことから目を逸らせ」という話でも、「スピリチュアルを好め」という押し付けでもありません。

日本人のスピリットと「魂」

私は「魂=スピリット」だと考えています。そして、魂的なものを「スピリチュアル」と捉えることで、より身近に感じられるのではないかと思うのです。たとえば、映画『ラストサムライ』が私は大好きです。この映画では、侍の生き様を通じて物欲や利己的な生き方の愚かさを問い、自分が自分であることへの誇りや謙虚さ、足るを知ることの大切さを讃えています。
侍の精神性や生き様を通じて、日本人の持つ強靭な精神が描かれています。私はこの映画を観るたびに、日本人のスピリット=大和魂が世界的に見ても誇り高いものであると感じます。

見えないものを信じられなかった頃

かつての私は、目に見えるものしか信じられない人間でした。実績、統計、実験結果などが「真実」であり、人の価値は肩書きや成績で決まると思い込んでいました。
幸せは物質的な豊かさで測るものだと信じ、自分を知ることや人生を深めることの意味がまったく理解できませんでした。スピリチュアルに対しても本質を知るまでは詐欺や高額商材の材料でしかないという偏見がありました。
しかし、20年間同じ悩みを繰り返し、自分を責め、外的要因のせいにしていた時期を経て、ある日「自分を内観する」という考え方に出会います。そこで初めて、自分の内側に答えがあることに気づき、それがまさにスピリチュアルな視点なのだと知り、視界が変わりました。

内観を通じて見えてきたこと

人の視界には常に自分の鼻筋が見えているけれど、それを意識しなければ見えないように、私たちの心も同じです。意識を向けない限り、そこにある大切なものが見えません。本来の自分というものも、顕在意識に隠れた場所にありそれが魂だと思うのです。顕在的な思考が潜在的な魂と向き合うことが「本当のスピリチュアル」なのだと言いたいのです。

信じるべきものは自分の直感

潜在的な魂というのは、当然顕在的ではないので認識しづらいものです。だけど認識するためのヒントは直感として受け取ることができるのです。「何となくそんな気がする」と感じるとき、これこそが本来の自分の声です。ここには顕在的な思考による根拠や論理的な裏付けがないので軽視されがちです。だから自分の感覚であるにも関わらずスルーしてしまう。一目惚れもそうですが、この一瞬の気の迷いのような直感こそが、どストライクなんです。条件面で選ぶ相手ではなく一目惚れをした相手こそが、今の自分にとって学びの対象になるべき運命の相手だということ。恋愛に限らず、全ての選択肢において必要なものが直感だと私は思います。臆病で石橋を叩きながら真面目に着実に安全に生きてきた人ほどこれを信じることに勇気が必要な気がします。


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