台鐵で台北から鶯歌に日帰り旅行しよう【三峽老街・鶯歌老街】

ふがし

2024年9月5日 11:29

台北市内だけもつまんないから少し遠出……というと九份や十分、基隆あたりでしょうか？
もう既に行ってしまったという人！台鐡で北ではなく南に行ってみましょう！
台北から鶯歌に行った日のことを時系列順に書いていきます。

鶯歌ってどこ？

台北から鶯歌までは台鐵の區間車で30分ほどです。區間快車も止まりますので、それだともう少し短い時間で着きます。

鶯歌駅から鶯歌老街までは徒歩15分ほどです。三峽老街までは駅からバスで30分かからないくらいです。

台鐡で台北駅から鶯歌駅へ

區間車(各駅停車)でも30分ほどしかかからず自強號(特急)に乗る必要性を感じなかったので、当日に台北駅の自動券売機切符を購入しました。悠遊卡(台湾の交通ICカード)は持っていたのですが、手持ちの現金が1000元札しかなくて崩したかったので今回は切符です。

確か板橋で電車が数分停車し、放送で「〇〇、鶯歌、桃園、……へは別の電車が先に到着します」的なことを言っている気がしたのですが自信がなくてキョロキョロしていたら、隣に座っていた若い男性に「そこに停まってる區間快の方が早く着くよ」という感じのことを言われたので乗り換えました。
たしかにすぐに着きました。ありがとうございます。無事到着。

鶯歌駅から三峽老街へ

まずは三峽老街に行くことにしました。というか、駅に来て初めて鶯歌老街の存在を知ったので「まあ鶯歌老街は後で時間があったらでいっか〜」という感じでした。
三峽老街に向かうバスの停留所は、駅を出てすぐのファミリーマートの真ん前です。合っているかわからなかったので、ファミリーマートの真ん前ではない方のバス停の方に来たバスの運転手に「三峽老街？」と念のため聞きに行ったら「沒有！」と言われました。こちらは三峽老街から鶯歌駅に到着する方の停留所です。
Google Maps先生に従って、981番で三峽國中一まで行って少し歩くと着きました。
帰りのために対向車線側のバス停の位置も確認しておきます。普通に向かい側にありました。

三峽老街を歩く

歩いていると、台湾版クロワッサン屋さんが複数あり、名物かな？と思ったので買って食べてみました。

通常のクロワッサンとは全く異なり、生地がカリカリします。美味しかったです。
お昼ごはんも老街で食べようと思ったのですが、良さそうなお店が定休日だったので数往復歩いて帰ることにしました。

駅に戻ってお昼ごはん

帰り方は行きの逆をするだけです。
駅に着いてお腹が空いたのと暑かったので、ぱっと目についた「涼麵」の看板を掲げたお店にフラフラ〜っと行きました。
意気込んで「涼麵1碗！」と言ったら「賣完了～」と売り切れでした、残念。「妳的推薦是什麼？」とおすすめを聞いたら「肉圓」とのことなので頼んでみました。冷たそうな食べ物を求めていたのにいつの間にかアチアチの食べ物を食べることになってしまいました。が、若くてかわいい店員さんに「妳很漂亮啊～」と美貌を褒められたので何でもいいです(チョロい)。

こちらはかなりニンニクが効いていて美味しかったです。肉を包むモチモチの部分は食べ応えがあってそこそこお腹いっぱいになりました。
食べ終えて退店しようとしたら、若い女性の店員さん2人に「何で台湾に来たの？」とか「どのくらいの期間いるの？」とか色々聞かれたり再び美貌を褒められたりして、怪しげな中国語会話を楽しみました。

鶯歌老街へ

こちらは三峽老街のように古い建物だけがずらっと並んでいる感じではありませんが、陶器や芸術品を扱うお店がたくさんあります。
ふらっとお店に入って茶器などを物色するのがとても楽しかったです。

鶯歌老街は三峽老街のようにいかにも古い建物が並んでいるという感じではないので、
・街並みをバックに写真を撮りたい、建物を観察したい→三峽老街
・陶器製の製品をたくさん見に行きたい、掘り出し物を見つけたい→鶯歌老街
というのが向いているように思いました。

帰りは萬華駅で下車して剝皮寮歷史街區へ

思ったより早く鶯歌から引き上げたので、せっかく老街に2つ行ったということでもう1つ目をつけていた老街に行ってみることにしました。
台北駅の1つ手前の萬華駅で下車します。
萬華から龍山寺までとても近いのですが、今回はスルーして剝皮寮歷史街區に行きます。

それぞれの建物はお店になっていたり、剝皮寮歷史街區について学べる展示がされていたりします。
記念にスマホを階段に立てかけて全身を写すように頑張って自撮りしていたら、ボランティアの方に「写真撮りましょうか？」ということを言われてちょっと恥ずかしかったです。またまた「どこから来たの？」「何で来たの？」という会話をしました。楽しいですね。