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とりとめなく思ったこと
酔っぱらうといつも思うことがある。
2次元とか3次元とか。平面とか立体とか。深く考えて生きてきたことはない。じぶんがいる世界は3次元で立体で、絵とか写真とかは2次元。そんな程度の認識で。
わたしは目が見える。見えていない人は、どうやって2次元を認識するのだろう?触って、その感触で人や物は立体であることを感じるのか。じゃあ、2次元というものをどうやって知るのか。当事者にはなれないから、想像しかできない。もともと見る、ということのない世界・・・なの?音と触ること、体感で知る世界。色、という概念のない世界。
視覚から得る情報というのは膨大なんだなぁ。それを処理している脳みそも、すごいな。じぶんに備わったスペックなのに、よくわからないまま起動させている。じぶん、えらい。
目を閉じて、見えない状況を作っても、今まで見たものの情報があるので、思い浮かべる情景には色が形があって色がある。当たり前のようでそうではなこともあるという不思議。
宇宙があってそのほんの一部に銀河系があって太陽系があって地球があってそこに自分がいて。映像や書物などで得た知識で作られたわたしのそれらに対する認識。もし、初めから見えない状況でいたら、それらをどんな風に受け止めていただろう。
見えるから宇宙があるって、錯覚してはいないか?いや、実際に宇宙に飛び立ってそれがあることを感じている人々はいる。だからきっとあるんだろう。でもわたしは知らない。体感していない。ある、のかな、宇宙。
酔っぱらった時の、壮大な現実逃避、ってじぶんでは思ってる。あはは。