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コムハニーって、あれで良しとされてる?

2024年は彼女と2回、釣りに行った。
釣りといっても、自分は経験がないので、リールも餌も施設で借りられるタイプの"なんちゃって釣り"だ。

"なんちゃって釣り"は栃木の那須と東京の奥多摩に行った。
釣り堀よりも、流れのある渓流を体験してみたかった。
「那須フィッシュランド」では、渓流のエリアを選んで挑戦したものの、どう考えても釣りの経験値が足りないことによるアタリの少なさ&呼吸するように根掛かりしタイムロス&釣れた魚が針を毎回飲んでしまい余分な作業が発生するタイムロスの3連コンボで、2時間に3匹しか釣れず惨敗。
まず餌をつける段階で、ぶよぶよの芋虫(ブドウムシ)を針にうまくつけられなかったのも良くなかった。針に刺そうにも、体に変な弾力があってうまく刺さらず、力をいれて無理くりにやるとブチュっといってしまうので難しい。(小学生の頃の虫取りなどで芋虫やらゴキブリやらには十分慣れてきたつもりだったが、自分の手元ゼロ距離での芋虫崩壊はさすがに気持ちが悪い)
「奥多摩フィッシングセンター」では、渓流ではあるもののより流れが遅く、根掛かりも無かったため入れ食い状態、2人で14匹を釣り上げて無事リベンジを果たした。
本格的に始めようとすると竿やらルアーやら餌やら船やらでお金がかかりそうなので、さすがに趣味にまで発展はしなさそう
でもまた行ってみたい。次は海の堤防釣りでも。


惨敗した那須。かなり自然豊か。
こちらは奥多摩。見晴らしがよい。
釣った14匹はその場で火起こし。焼きまくった。


この釣りの帰りに、スーパーで「コムハニー」を見つけた。
「コムハニー」は、通常のはちみつと違って、「はちみつの詰まったハチの巣そのもの」として売られていて、ハチの巣ごと食べるものらしい。
どちらかというと珍味に寄った食べ物で、スーパーに並ぶようになったのも割と最近の話。

だけど、「コムハニー」ってあれで良しとされておるの???
「コムハニー」の状態になったものを見ると、なんとなく綺麗に加工された高級食品のようにも見えるが、「コムハニー」に開いている穴ひとつひとつには、元を辿れば、さっきのブドウムシが、一匹一匹収納されていた場所そのものであるのでは、、、
画像検索で「蜂の子」で検索すると、おそらくこれが「コムハニー」の原型ではないか、と思われる画像が出てくるが、これで大丈夫阻?(勢い余る誤字)

そもそもを考えると、はちみつ自体がムシが集めてきた得体の知れない液体であるので、わざわざ「コムハニー」にツッコミを入れること自体が野暮なのかもしれない。そういえば人間は牛乳を飲むが、自分と異なる生物の乳を好んで飲むというのは生物界でもかなり稀な存在らしい。そして日本人は特に、外国人が食べてこなかった食材でもいかように加工して食べてきた。
そう考えれば、蜂の子たちの住処をそのまま食べていても、まあそれはそれで驚かない話。

ちなみにひういは、いつかパプアニューギニアに行く機会があれば、ニジイロクワガタを食べてみたいと思っています。

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ひうい譚
チップはクロノトリガーでいうところのG(ゴールド)