コロナ休校で得たものって? 休校中のギフテッド(?)の過ごし方 最終回
3月から始まったコロナ休校、5月からは登校日もありましたが、6月末の学年終了までほぼ4ヶ月間、自宅での学習となりました。夏休み以降は通常授業に戻る予定のため、今回でこのマガジンは最終話。
コロナ休校、いろいろと問題もありましたが、ウチの子にとっては総合的には得るものの方が多かったようです。では、一体何を休校中に得たのでしょうか?
睡眠時間、安全、そして脂肪・・・
通学時間が無くなるって、こんなに楽なんですね。早起き不要、アジア人差別も受けず、安全な自宅に居られる、親子共々、非常にストレスが軽減されました。
唯一、得たくなかったものといえば「脂肪」・・・。動かなくなったため、2キロ近く太りました・・・。
中学3年生までの数学の基本が終わる
ここからはちょっとギフテッドっぽい感じの「休校中に得たもの」をご紹介。
去年の秋から「中学・高校の理数系科目の基礎を2年以内に終わらせる」という目標を立てていたのですが、学校に通っていた時はなかなか思うようにスケジュールが進みませんでした。
が、休校で通学時間が不要、習い事も無しになったため、時間がたっぷり取れるように。遅れをあっという間に取り戻し、中学3年生までに習う数学の基礎が全て終わりました。やったーっ!ちなみに今は高校の数学Ⅰをやっています
どんな風な勉強をしたのかは、別マガジンの方で今後、書いていこうと思います。
生物、化学、物理の高校基礎程度の知識を得る
元々、科学分野に興味があるウチの子。現地語や英語で色々なドキュメンタリーを観ていたため、知識はあるのですが、原理をキチンと理解させるため、こちらもスケジュールを組んで勉強をしていました。
こちらの方が数学よりも早く終わり、現在は学んだ原理はどんな場でどんな風に使われているのか、またどのようなプロセスで問題を考えていくかをトレーニング中です。こちらも別マガジンで詳細を書く予定です。
プログラミングは数学の理解を深める?
「やるべきことが終わったら好きなだけスクラッチをしていい」というルールで休校中は普段よりも勉強への集中力が増したウチの子。
プログラムだけでなく、ピクセル・アートのソフトを購入、自分でキャラクターを制作、現在はオリジナルゲームを完成させるため、頑張っています。プログラム能力は休校前と比べて格段に「得たもの」になりました。
プログラムの知識や能力だけでなく、数学にもっと興味が持つようになったのもプログラミングで「得たもの」の大きな一つでした。
例えば、プログラムの中にサイン・コサイン・タンジェントを使ったものがあったらしく、「どんなものか知りたい!」と言われ、基礎をざっくり教えました。また座標や絶対値など「どんな時に使うんだよと思う数学知識、プログラムでは超必要な知識」と子供が言っておりました。私、プログラムに関しては無知なので、本当にそうなのか分からないのですが(苦笑)。
そろそろ終わりが見えてきた・・・
コロナ休校でできた余剰時間、効率よく有益に使えたような気がします。新学期からは元の学校生活に戻るようなので、夏休みの間はこの習慣を継続していこうと思っています。
勉強が高校生レベルに到達した今、そろそろ終わりが見えてきました・・・。なんの終わりかって?それは
「私が勉強を見てあげられること」の終わりです・・・。
大学受験レベルの理数系は私(文系)じゃ無理・・・。飛び級はしたけど、実年齢ではまだ小学生・・・。現地語や英語に関しては子供に完敗、理数系でもほぼ同等、そして私に残された砦はもはや日本語能力のみ(涙)・・・。
なんだか寂しい気持ちになりますが、子供の成長を喜ばない親はいない、私にできないなら、他にできる人を探すこと、これが親の私にできる残されたことなのかなと思います。
これまで「休校中のギフテッド(?)の過ごし方」をご覧頂きまして、誠にありがとうございました。ウチの子にとっては得るものが大きかった休校ですが、新学期からは普通の生活に戻っていけることを願っています。
ごくごく普通の子供だと思っていた、我が子がある日、「ギフテッドです!」という判定を受けてしまった・・・。別マガジン「ウッソー、ウチの子ってギフテッドなの?!」はこちらから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?