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kintone hiveに出るぞ!(私ではない)

登壇が終わって思ったこと


とりあえずチーム応援カフェでの登壇が終わり、まずはチーム応援プログラム事務局さんに感謝の気持ちを伝えられたかなと、ホッとした私。

また、kintone導入や弊会内での普及活動に一区切りつけられた感があり、今後もより良いkintoneの活用に向けて動いていきたいと改めて思うことが出来ました。これまでkintoneの導入や普及において多大な協力をしてくれたコアメンバーの会員の方々にも御礼を伝える良い機会となり、弊会会員のモチベーションも更にあがったと思います。

我々は、多くの医療従事者で構成される災害医療支援を行うNPOです。
約400名の会員の中には、コアメンバーと呼ばれる方々(救命救急医や理学療法士、救急救命士など) がおられます。
いつもボランティアで災害派遣等の中心となり、円滑な運営に貢献してくれています。

発信って魔法の粉みたい。いろんなところにキラキラが振りかけられていく感じ。でもやはり続けることが大事、何ならもっと大きい舞台で発信することが大事!と思いました。


それならやはりkintone hiveでしょ!


そこで、上司(事務局長)に宣言しました。
kintone hiveにエントリーします、エントリーシートは書きます、選考に通ったら出場してください、(二人登壇出来るのは内緒)
2022年7月21日、空けといてください!

ここで「私、hiveに出ます!」
と、ならないところが私の残念なところ。
どうせ通らないと思ったのか (? 真意は未だ不明)
事務局長も簡単にOKくれました。

これが2021年10月の話。
東京会場のエントリーシート提出〆切日が2022年6月でした。8ヶ月もある?8ヶ月しかない?

まずはエントリー完了。
次はエントリーシートの作成です。

2021年はkintone hiveはオンラインで観ていましたが、自分達が出るかもと想定をして観ていなかった…。まだkintone界隈も知らなかった、SNSもやっていなかったあの頃。まずは過去記事を読んだりして、hiveのイメージを改めて掴むところから始めました。

率直に思ったのは、
皆さん、それぞれストーリーがあるなあ
ということ。

だから、どうすればあの企業より印象づけられてhive優勝!となるか、とかそんな話ではないんだなと温かい気持ちになりました。なので私たちのやってきたこと、私たちの思うことを素直に書いていこうと思いました。


エントリーシートで苦労したこと


エントリーシートで一番苦労したのが、
良い面だけではなく、苦労した点も明記ください でした。


苦労した点?

kintoneセミナーで学んだ通りに進めて行ったらあまりにもコトがトントンと進んで、おお!という時期だったので、正直、苦労よりは只々喜びを感じていたのです。

また、私たちはkintoneを始める前から課題が明確で、尚且つそれをみんなで共有出来ていたのも大きかったです。

災害支援活動が終わるたびに、コアメンバーが「ミッション振り返り会」というものを開催してくれます。支援活動に関わった全ての人が、活動終了後一週間以内に、継続すべき点・改善すべき点を提出し、それをコアメンバーがまとめてくれて皆で振り返りを行います。いわゆるKPTです。

なんとか災害派遣がうまく回るように、これまでもコアメンバーがあれこれいろんなツールを試し、派遣ごとに振り返り会を開催し、その都度また新たなツールを試し…をずっと続けてくれていたのですが、まだまだ解決していない課題が多くありました。

なので自分がkintone担当になった時、何が求められているかが既に分かっていたので、あとはそれをkintoneでどのように解決できるかを考えれば良いだけでした。

皆が改善を求めている課題だからこそ、すぐにコアメンバーがそのまま「チームkintone」となり、私がアプリを作れば当メンバー達がすぐフィードバックをくれる。おかげでアプリ作成者は基本一人ですが、孤独沼を感じたことはありませんでした。

kintoneの説明会開催はチームkintoneの提案から始まりました。事前・事後課題の作成や当日の運営まで受け持ってくださり、私は説明会前後は参加者のkintoneサポート、当日はzoomチャットやQ&Aの対応をするのみとなります。

チームkintoneには様々な気づきももらえました。
「支援活動に行きたい会員はkintoneを使うメリットがあるけれど、その他の会員(賛助会員など)にとってkintoneのメリットとは?使ってもらえる工夫が必要」と、災害支援活動時の業務改善しか頭になかった私に、平時からの活用という視点をもたらせてくれました。

おかげで一般会員向けのアピールも考えられるようになり、会員の皆様が自分で自分の会員名簿を更新してくださるまでに至り、事務局の負担が減りました。

理事の先生方も頑張ってくれました。
やはり皆さん、例え70-80代でもまだまだ現役の医師だな!と。依頼があればログインをするところからzoomでサポートをしましたが、それは大変楽しい作業でした。


唯一の苦労?といえば…


まずは理事の先生方約20名にいよいよ会員名簿アプリ公開!という時にアプリが表示されなく、普通ならキントーンヘルプで何でも解決するのに、原因解明に一日以上かかって、とうとう最後はkintoneお問い合わせに泣きつきました。あの時のサイボウズの担当者の方、すごく親切でした。

結局、私が不安すぎてあちこちにアクセス権をかけすぎていたからでしたが、最後のアクセス権をかけた所を見つけた時の喜びったら!

これでセキュリティの高さや設定のフレキシブルさは保証された訳ですし、全会員約400名への公開時ではおかげで大変スムーズにことが運びました。…と言う訳で、いつの間にか苦労が成功体験へと変換されていました。


kintoneって?


そんなことを思いおこしていたら、チームkintoneメンバーには本当に感謝だなあと思いました、そもそも弊会NPOの会員になってくれる医療従事者の方々、特にコアメンバーにはいつも感謝しかないです。普段は病院など各職場で勤務しながら、全くのボランティアで災害研修の運営や災害派遣では指揮を取ってくれたり災害派遣に行ってくれたり。特に救命関係の方が多いので、打ち合わせ最中でも、急患が入ったと一人消え二人消え、また戻り…と、大変だと思うのに、本当になんて志の高い人たちなんだろうと敬服します。

この方々の負担をなんとかしたいと思わされていたら、チーム応援ライセンスによるkintoneに助けられました。もう感謝しかありません。と、またチーム応援ライセンス愛に戻る。

エントリーシートは、やはり弊会会員(特にコアメンバー)とチーム応援ライセンスに御礼を伝える方向で書きたいな。

そう思うと、
kintoneはありがとうを伝えられるツール
だなと思います。


今回の記事を書きながら思ったこと


苦労した点?…正直、苦労を感じていなかった…

この頃はセミナー受講や勉強会などは積極的に参加していましたが、まだ今のような外部との交流はありませんでした。なんとかkintoneをやれている自分達に、良くも悪くも満足していたからだと思います。

しかし、kintone界隈に入ってから、
私たちのkintoneはまだまだやれる!
と分かりました。

この12月に書かれたMOVEDの小林さんの記事で、印象に残っている言葉があります。

古来より、国家のトップが外交していない国家は、早晩滅びています。外を向いて情勢を把握していることは、国家安寧のためにとても重要な話です。それと同じくらい、会社組織において組織の外を向いていない社長というのは、話にならないはずです。 

アソビューを卒業したのでMOVEDをぶち上げていく話
小林信也

私はkintone担当者で、社長業とはレベルもケースも違う話ですが、なぜかこの言葉はストンと自分の中に落ちました。

自分はkintone担当者で内部で完結・満足していた。でもkintone界隈に入った数ヶ月前からは、こんなこと出来るんだ!こんなことやってみたい!と界隈の皆様から学び・思わされ、少しずつですが私たちのkintoneも進化してきています。

そんな訳で外交の素晴らしさを実感していたこともあり、自分レベルでも自分ケースでもこのコメントは心に響きました。

私たちのkintoneが滅びないよう、これからもコミュニティの皆様とワイワイしていきたい!

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