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kintone hiveまでの震える日々
登壇決定
忘れもしない2022年6月8日。サイボウズさんからのメッセージ。
「hive東京へのご登壇をお願いしたく思います」
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登壇する企業の業種のバリエーションも加味されたとのことなので、それも選出理由の一つであったと思いますが、kintone hive tokyo登壇決定しました!
早速、上司(事務局長)とチームkintoneに報告。
応募したら選ばれたですと?すごいです!!!
皆、とても喜んでくれました。これだけでもエントリーした甲斐がありました。kintone説明会や訓練開催など、皆の工夫と尽力のおかげだと思います。皆さんのこれまでが報われたと思ってくれたら嬉しいです。
そしてチーム応援プログラム事務局の方々にも報告しましたら、こちらも大変喜んでくれました。チーム応援カフェがなければhiveはなかったと思っているので直接御礼が言いたかった。しかしよく考えれば、サイボウズ社員の方々に報告なんて変な話ですが、そんな私に、「オンラインでリアルタイム視聴で応援させていただきます!」「お知らせくださり、ありがとうございました」なんて言ってくださいました。本当に優しい人たちです。
さて、ここから
エントリーシートを書いたのは私ですが、その内容やそこに至る経緯や想いは事務局長は完全に把握しています。
把握どころか想いは私以上です。と言うのも、まずそもそも事務局長が、医療従事者の方々の善意・ボランティアを当たり前と思わない姿勢から始まりました。なんとか皆の負担を減らそうとkintoneを導入してくれた、それも私たちNPOの財政状況を考えてチーム応援ライセンスで。
ところで私がkintone担当者になった2020年に、事務局長から一つだけリクエストがありました。
「他団体の導入を支援するつもりで、我々の導入経過を記録し整備するよう意識しながら自分たちの導入を進めてください。」
教えること=学べる、であるし、経過記録を整理し進化が目にみえてモチベーションがあがる。次の目標が立てやすくなるから、とのことでした。
確かに。
あとは必要だと思えば自由にやって良いとのこと。という訳で私が最初に作ったアプリが、「kintone導入の流れアプリ」でした。何のことはない、テーブル機能でやったことをどんどん記入していくだけのアプリです。所感、また事務局長を含むチームkintoneメンバーからもらったコメントやいろんなやり取りも記載しています。アプリ作成者は基本私一人なのに孤独を感じないのは、こういう周りの理解やサポートがあるからだと思わされます。
このアプリとエントリーシートを元に、事務局長が自分でプレゼン資料を作ることになります。
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私の出来ること
ということで、プレゼン資料に関しては登壇者ご本人にお任せ。私はその間、頼まれはしませんでしたが他の登壇者の方々の情報収集に動き出しました。なんせ外部と繋がりがなかった私たち。
来月一緒にhiveの舞台を作る仲間として、失礼があってはいけない!
まずは、各登壇企業さんのホームページを閲覧しに行きました。率直に言うと、どの企業さんもホームページ一つとってもお金あるんだろうな…という印象でした。カスタマイズやらなんやらバリバリやっていそう…かっこいいなあ…。
そして深い!
特にマルテー大塚さんは、社員は企業の財産と考え「人財」という語句を使っておられたり、実はそれはうちも同じなんですが(我々は「人(ひと)財産」と言っています)、大企業なのに温かさを感じる素晴らしい会社だなと思わされました。
きっと他の企業さんもそうなんだろう…✨
他にも検索していると、いろんな方々のnoteにヒットしました。「kintone hiveって、こんなレポートを書いたりする人が沢山いるんですね!」なんて呑気なことを事務局長に言っていました。当時はこの界隈も、アウトプットの魔人たちがわらわらと生息していることも全く知らなかったのです。検索すれば出てくる出てくる、すでに開催されたkintone hive福岡や大阪、名古屋のレポートが。もう大変な驚きでした。
単にhiveの公式ページに載るだけではないんだ、こんなに大勢の方々がこんなに細やかにレポートされるんだ。関東地区はエントリー数も多かっただろうし、これは責任重大。気を引き締めねば…
そして、当時やっていなかったTwitterを覗くと、
「巨人が動いた!」とザワザワしているところにヒットしました。温かな企業✨と思っていたマルテー大塚のイシイさんのようでした。
巨人って何?! 怖いの?何なの?
でも登壇者はイシイさんでなくて、西山さん。
どゆこと⁈可愛い人なんだけど!巨人の娘なの⁈
もう完全に混乱状態で、そっとTwitterを閉じた私でした。
事務局長には内緒にしておこう…。
秘密がばれた日増えた日
もう一つ秘密にしていたことがありましたが、ある日、事務局長から連絡がありました。
私の話は全体戦略の話が多いので、Hueeeさんも登壇しませんか。
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登壇者は二人までOKというのがバレてしまいました。確かに作業者としての工夫やリアルな話ができるかもしれませんが…事務局長だってアプリ作っておられたし、全部把握されているし…
ダイジョウブデスヨ…
何よりも心配なのは、時間配分でした。
リモートワークでまだ数回しか会ったことのない私たち。チーム応援カフェの登壇時間は30分でしたが結局練習日も調整出来ず、時間配分に苦労しました。この時点で本番まであと一ヶ月もなく、ましてやkintone hiveの17分はキツイです。
…いや、本当ならやろうと思えばやれるはず。また私のヘタレ癖が出てしまいました…中々乗り越えられない壁です 涙
事務局長はいつものごとく「分かりました」とさらっとしてて、申し訳なかったので「同伴者として自分を登録します」と、この時申し出ました。
団体のパーカー着て応援します!荷物の見張り番や写真撮影、必要な物が生じたら走ります、何でもやります!という気持ちでした。
これで当日は朝のリハーサルから懇親会まで一緒に参加です(でもよく考えると、美味しい立場になってしまった)。
そして、その翌日に登壇順が決まりましたが、
なんとあの巨人さん企業の次!
これは事務局長には内緒にしておこう…また秘密が一つ増えてしまいました。
と、当時はイシイさんのことを勝手にめちゃくちゃ怖がっていましたが、これが後に、Cybozu Days 2022の二日間で三度も食事をご一緒させて頂くとは。