
kintone hiveエントリーで振り返る
これまでを振り返る
エントリーシートの提出〆切日は東京は2022年6月。チーム応援カフェに登壇したおかげで自分たちの特色もある程度理解出来た。そんなにドラマティックなことはやっていないけれど、地道な説明会開催やユーザーサポートが私たちの強みと思えるようになりました。と言うにはおこがましいけれど、ちょっとした自信は大事。
エントリーシートを書くことは、自分達の導入経緯を改めて見直す良い機会でもあります。
チーム応援カフェに登壇したのは、2021年10月。
その時に今後の目標として「kintone説明会が導入だとしたら、多くの要望がある中級的な入力訓練会をそのうち行いたい。」と、言いました。
そして、その二ヶ月後に思いがけず入力訓練会開催は実現したのです。
2021年12月16-17日

フィリピンで台風ライによる災害発生。
我々は災害医療支援を行うNPO。コロナが始まってからは海外支援には行けてませんが、これまでフィリピンには災害医療支援に何度も行っています。コロナがなければ恐らく支援に行っていたでしょう。だからなのか、または理事長がすでにkintoneの素晴らしさを理解してくれていたからなのか…
2021年12月23-25日
今回のフィリピンの台風被害地への緊急災害医療支援を想定したシナリオを基に、”kintone”を使用してのミッションチーム派遣のシミュレーションを計画してみては如何でしょうか?(原文ママ)
と、突然、理事長から会員メーリングリストに打診が流れました!
以前から説明会参加者からも要望は出ていたし、この機会にやるか、とチームkintoneで決めました。
私はメンバーの負担も考えて(年末って特に救急搬送多いし…)2.3個のアプリを入力してもらう程度のシミュレーションで良いのではと思っていました。しかしチームkintoneリーダーが、やるからには支援活動で実際使うアプリ「全部」に入力してもらおう!と、速攻でたたき台を作成してくれました。
リーダーは二児の母で医療従事者で旦那様も同じくチームkintoneメンバーで家族で忙しいはずなのに。
医療従事者メンバー達で想定・課題を用意してくれたので、私はそれをアプリに起こすだけでした。あっと言う間に準備OK。これまでなら研修準備は最低でも一ヶ月はかかっていたのに。
kintone万歳!

24日には災害派遣担当理事の先生が、会員メーリングリストに以下を流してくれました。
会員の皆様
平素より大変お世話になります。
メーリスでも話題になっているフィリピンでの台風の件ですが、現状での実派遣は困難であると判断しております。
現段階で出来ることとしては理事長も提案していますように「今回のフィリピンの台風被害地への緊急災害医療支援を想定したシナリオを基に、”kintone”を使用してのミッションチーム派遣のシミュレーション」になるかと存じます。
派遣を希望される方につきましては、
https://●●.cybozu.com/k/●● より応募してください。
派遣応募のための入力訓練、およびフォーマット等の使い勝手の見直しも行うものです。お好きな場所から指示されたフォーマットへの入力を行うものです。過去の派遣経験に関わらず、気軽に参加してみてください。
実際の派遣はありません。
こちら事務局からは以下をアナウンス。
この機会にkintoneの使い方を学びたい方、サポートしますので、質問などありましたら事務局までダイレクトチャットをご遠慮なく!
2021年12月26日
この日を応募の〆切日にしましたが、
たった二日間の募集期間で応募者数31名…
皆さん、どんだけ待ち望んでくれてたの…ホントお待たせしてすみません…。そして…
2021年12月27日

終了後、受講者の方からは勿論いろんな指摘 (KPTのP: 改善すべき点) もありましたが、K (継続すべき点) の記入がより多く嬉しかったです。
●入力訓練がとてもよく計画され指示が的確だった。
●kintoneの使い方には慣れが必要、課題演習を通して理解が進んだ。実派遣前にも何回か練習できるとスムーズにミッションが遂行されると思われる。
●今回入力訓練を行い、1回実施したたけでは覚えることができないという事を痛感しました。(ログインIDすら覚えていなかった)
●訓練であったが、詳細を細かく教えてくれ、出来た事を褒めてくれやる気が出た。
●このkintone入力訓練、いいですね!実際に入力することで、現場での戸惑いが少なくなることが期待できそうです。みんなの前向きな気持ちとスタッフの準備のおかげですね。
●年末年始のご多忙中に、充実した想定・課題資料の作成と、きめ細やかなフォローを誠にありがとうございました。
チームkintoneメンバーが言ってくれました。
今回のこの入力訓練は派遣に行く側だけでなく、
私たち後方支援側も、いつ起こるか分からない災害に充分対応できると実感できた良い訓練となったね、楽しんでやれたね
と。本当にありがとうございます… 涙
言葉に出すことで実現可能性が高まる、とはよく聞く話ですが、本当なんだなと改めて思いました。
入力訓練会(中級編)出来ちゃった。