中古でユニクロのパーカーを買った
古着でユニクロという普段の自分であれば絶対に避けるような商品だけれど、現行品にはない仕様なので思わず確保してしまったのだ……悔しい。
2019年のユニクロUの秋冬モデルで、お値段1,980円。
横からみて「お、リバースウィーブでこの色味すごいいじゃん!」と思って手に取ったらユニクロだというのに気付いた敗北感よ。
着てみるとこんな感じ
別になんてことない普通のパーカーにみえるけど、自分の「コレが欲しい」という条件を全部満たしていたので圧倒的に満足である。
コレが欲しかったんだ仕様
・色味が好みに刺さった
拙僧オタク故、推し色のアイテムを身に着けたい派閥でござる。
――というのと、クローゼットの半分をブラックやネイビーのような無難な色から脱却させたいなぁという理由で好きな色をチョイスしたかった。
この淡い紫色がなんともきれいで気に入っている。
・フルジップパーカーである
ここ2年ぐらいプルオーバーを使っていたけど、すごく不便だったので次に買い替えるときは絶対にフルジップだと思っていたのだ。
職場で寒いときに羽織りに使っているジップパーカーが便利すぎて、プライベートにまで出張ってきていたので是非もないよね。
温度に応じて脱ぐ、羽織る、前を開けるができるといのはそれだけで強い。
・裏地がパイル
下着で調整すれば裏毛よりも長いシーズン使えるし、パイルなのにヘビィオンスでゴツい仕様というのが好みに刺さる。
着た感じの重さが防御力ある気がして最高なのだ。
(真夏でもT1011を好んで着る人間の感想)
・リバースウィーブ仕様
とある事件でリバースウィーブという概念を認知して以降、もうリバースウィーブ仕様のパーカーしか着られない体になってしまった。
人が着ているパーカーを横からみて「お、リバースウィーブじゃん」とか無意味にテンションがあがってしまうのをどうにかしたい。
リバースウィーブが何かわからない人は公式を参照すると「おおっ」てなるハズ。
出会いが偶然だったので
こんな好みに刺さるパーカーに出会えるとは思わず、いろいろ妥協して今年度発売されたGUのリバースウィーブを購入したのが数日前の出来事……
さらに、部屋着用のスウェットを紫カラーで購入しているのが「やっぱつれぇわ」を加速させる。
しかし、まあ、せっかく似たようなパーカーがあることなので並べて比較してみる。
ポケットの高さやリブの細さなんかが違うのがおもしろいし、同じリバースウィーブ仕様といっても、ディテールにけっこう差が。
GUが本家に寄せてクラシカルなのに対して、ユニクロUのものは現代的な解釈して再構築した感ある。
ユニクロUもインライン同様に既視感あるデザインが多いけれど、きめ細やにアレンジにデザイナーの個性がでてるのはすごいと思う。
――が。
元値がGUより高いハズのユニクロUくん、フラットシーマで縫製されていない『なんちゃってリバースウィーブ』じゃないか……
気付かなければよかった。note用に比較なんてしなければよかった。余計な知識なんて仕入れなければよかった。
うわあああああああテンション下がるぜチクショォォォォッッ!
すごく気に入ってnoteを書いたのに、縫製の微妙な部分に気付いてテンションの行き場がない民。
モンハンで新規実装されたガンランスが全部砲撃レベル7で祝えなかった記憶が蘇ったよ……同じなんだ、同じ、同じ気持ち……
アームドファンタジアを支援しようと思っていたらキックスターターが〆切られていた悲しみ、同じ、同じなんだ……
ユニクロGUで妥協せず、グッドオンを買っておけばよかったと後悔。
しかしながら、こっちは黒が良すぎるせいで他の色に手を出すと後悔しそうな問題があって精神衛生的に難しく……
中身が愛用してるグッドオンのロンTだけど、墨色感が良すぎて次も選びたくなるじゃろう?
クローゼットから黒を減らしたいのに、黒が増えるのは本末転倒なんだよ。
おわりに
クローゼットをミニマルにするため服を厳選しているけど、結果的に妥協し難くなってストレスがたまるという現象に直面している……
今年の冬はネルシャツとトラックジャケットを買い替えたいけど、こっちも厳選難易度が高そうだ。