自分のためのカラーイラスト
漫画家のフジドウです。
先日、自分のためにカラーイラストを描きました。
アクセサリーショップのトップ画像です。
3周年目に入るので、リニューアルも兼ねて書き下ろし。
今回はその画像をラフからご紹介します。
ラフはこんな感じ、大体のイメージを絵にします。
アクセサリーをつけている女性を
「似合うよ」
なんて言いつつ眺めてる綺麗系男子のイメージ。
ラフが描けたら次はペン入れのための下絵。
パッと見でかっこいいと思えるまで手を入れます。
軽く色つけ。
加工すればこれでもいけるかな?という気はします。
ペン入れ。モノクロと違って、ソフトなペンで輪郭を描きます。
またツールで囲んだり、バケツで範囲指定をしたいのでなるべく線と線はくっつけて描きます。
一番気合が入り楽しい肌の色塗り。今回はちょっとピンクより。
色の変更は完成してからでもできるので、肌の質感の濃淡のが出来上がればそれで大丈夫です。
私の場合、ここで色塗りはほぼ完成と言ってもいいくらい。
(Web漫画の表紙も最近はバックは白でというのが多いです。)
ここで色塗りは完成✨
服のシワの濃淡を描くのも好き。服は肌よりも短時間で出来上がります。
髪の毛は、髪の影の部分を濃いめに塗ったら、全体にいろんな色を塗り重ねて誤魔化します。(時間がある時はこの辺が細かくなります。)
これはこれで好きと言ってくれる方もいそうですが、下書きの方が私のイメージに近かったので、より近くなるように整形レベルの加工作業。
オーバーレイで色を重ねたり、消したり、光のキラキラをブラシでのせたり。
今回は鼻筋が通り過ぎてが小さく感じたので、鼻を大きくして、目も下書きのように優しい感じ直しました。
漫画でも、これくらいの年齢の男性の話が描きたいな。
ちなみに以前のトップ画像はこちら
アクセサリーの台紙にも使っていました。
同じ男性が20代前半から後半へ成長したようにも見えるかな?