渕上真希の化学教室✨水には固体・液体・気体 + もう1つの状態があった!
こんにちは!渕上真希です。
今日は就活シリーズはお休みして、渕上真希の勝手に化学教室のお時間です👩🏻🔬
テーマ:【水の三態】
『水』と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?
おそらく、蛇口をひねって出てくる、液体の水ではないでしょうか💡
それでは、『氷』とはなんでしょう?
実は、『氷』というのはただの呼び名で物質ではなく、固体の水のことを言います。
これと同じように、水蒸気とは気体の水のことですね👌🏻
このように、この世には、液体・固体・気体という物質の三態という概念があります。
そしてこれらは、温度と圧力を変えることにより、互いの状態を行き来することができます。
例えば、
お湯を沸かす時に湯気が出るのは、温度上昇によって水→水蒸気に変化したということです。
そして意外な化学の例でいうと、
スケートリンクで氷の上をスイスイ滑ることが出来るのは、シューズの刃⛸の圧力増大によって一瞬だけ氷→水に変化し、その水があることで滑りを良くし、一瞬にして水→氷に戻るため、氷の上を滑っているように見えるのです!
固体でも液体でも機体でもない、水のもう一つの状態
しかしです!
なんと、物質には、もう一つの状態が存在するのです!!😳
先ほど、物質の状態が変化するのは温度と圧力が関係するとお話ししました。それを図に示したのが、こちらの状態図です。
この図は、ある温度・ある圧力において、水が固体・液体・気体いずれかの状態にあることを表しています。
勘の良い方はお気付きかもしれませんね。
右上にある、『臨界点』。
実は、この臨界点を超えたとき・・
温度または圧力を加えると、水は固体でも液体でも気体でもない、『なにか』に変わるのです!
・・『なにか』ってなに~~~!!!😱笑
この摩訶不思議な感覚は、
宇宙の果てには何が? とか、
ドラえもんの四次元ポケットの中の状態って?
という、答えの想像ができない疑問と似ているものを感じます😳
ちなみに、
この『なにか』の状態のことを超臨界状態と呼び、超臨界状態にある水のことを、超臨界水と呼びます。
※中二病ではありません。
『なにか』の正体を目視で確認できたらいいのですが、水の臨界点は
温度→374度以上、
圧力→2.2081×10^7パスカル以上(2000トンくらい?違ったらすみません笑)
にまでになるので、当然実験できる環境がなく、真希はまだ確認できておりません。
少し調べてみたら、超臨界水は金を溶かすほどの強酸だそうですね。
さっきまでただの水だったのに、恐ろしや・・😱
ちなみに水だけでなく、物質にはそれぞれ臨界点が存在するので、本当にいろんな物質が「なにか」に変わると思うと摩訶不思議が止まりません。
という訳で、渕上真希の勝手に化学教室でした!
そもそも、友達に「どこまでが水でどこからがお湯なの?」と聞かれたことがキッカケでこの記事を書くことにしたのですが、だいぶ話が専門的になってしまいました。
果たして彼女の素朴な疑問は解消されたのでしょうか?笑
みなさんも、何かの小ネタにでも使う日があれば、この記事も本望でございます👌笑
次回はまた就活シリーズを書こうと思います✨
それでは、また!