セレンディピティを起こす秘訣を学ぶ~サテライトカフェスペシャル『人見知りでもセレンディピティ』レポート
はじめまして、"じゃこ"です!
HUC(母親アップデートコミュニティ)に入ってまだ日が浅く、人見知りしつつ参加している私ですが、今回2周年祭イベントの一つをレポートさせていただくことになりました!
今回私がレポートするのは、HUC主催で定期的に開催されている「サテライトカフェ」の2周年スペシャル企画!セレンディピティコンサルタント 林 勝明さんをお迎えしてお話していただきました👏
林さんは様々なコミュニティを立ち上げ、「セレンディピティ」=思いがけないすてきな出会いを生み出してきました。その実践の中で、セレンディピティを起こすコツを身につけ、「人見知りでもセレンディピティ 身近な軌跡が爆増する20のルール」という著書を出版されています。
プチ奇跡は意外とよく起きる!?
まず林さんが問いかけたのは、「ここに何人いるとプチ奇跡がおきるか?」ということでした。
プチ奇跡・・・たとえば、「誕生日が同じ人がいる」とか。
1年365日ある中で同じ誕生日の人がいたら、「おおー!」ってなりますよね。
この問いかけにみんながコメントで答えたところ、答えは30人~1万人までさまざま。なんと答えは・・・
24人!
えええ~😲
実際に、その時点での参加者39人でコメント欄に誕生日を書き込んだところ、書き込んだ人だけでも同じ誕生日が3組いました!
20人くらいいれば、「奇跡かも」と思うようなことが起こるという驚き。
ちなみに、これは「誕生日のパラドックス」という有名な数学の問題だそうです。
セレンディピティはただの確率でも運でもない
このように、ある程度起こる確率を計算できるという意味では、セレンディピティは「単に確率だよね」と言う人もいる。
いっぽうで、スピリチュアルなイメージをもっている人もいます。
林さんの作った公式によると、
セレンディピティ=確率+心理+夢÷3
実は、科学の世界では、「実験のミスが世紀の大発見に!」など、よく見られるセレンディピティ。
これはただの運でも偶然でもなくて、たくさん実験していて、よく観察しているからこそ。
たくさん出会うこと、そしてたくさん気づくことが、「奇跡かも!」と思うような「セレンディピティ」を起こすコツなんですね。
オンラインでのセレンディピティの可能性
セレンディピティが起こりやすい場所とは、「①バラバラな人が ②集まりやすい」だそうです。
昨年から爆増したオンラインでの活動。
オンラインでは、キャパを気にしなくてよい、地域を超えて参加できる、参加するための気合が低くてよい、時間に自由が利く、といった利点があります。
つまり、②集まりやすいというセレンディピティポイントを押さえてるわけですね。
さらに、ハードルをぐっと低くすることで、いろいろな人が参加しやすくなるとのこと。
例えば、林さんが実際にやっているのは「ただ話を聴く会(所要時間60分)」「ただ花に水をやる会(5分)」、さらには「ただ朝7時に起きる会(1分!)」など。
どういう方向に進んでいきたいか?に合わせて、どういう仕掛けを作っていくか。全然関係なさそうなところともコラボするとかもアリ、というのはおもしろい視点でした💡
最後に、参加者みんな4人ずつのブレイクアウトルームに分かれて親睦を深めました。この時にも何もしばりがないと話しづらいので、「『昨日何食べたか』を話す」というお題が設定されて、スムーズになごやかな会話が始まりました。こういう細かい具体的なコツも、著書では惜しまずに公開してあります!
この時のブレイクアウトで、4人全員が2月生まれだった!というナイスセレンディピティが発生したルームがあったそうです!私のルームでも、後でSNSでつながったかもという出会いもありました✨
調査によると、8割の人がある程度「人見知り」と答えており、これは社交的というイメージのあるアメリカ人でも同じだそう。
改めて林さんの著書の表紙を見ると、みんな人見知りなんだから、気負わずに、自分から一歩踏み出してセレンディピティをつかまえにいこう!というメッセージがぐぐーんと伝わってきて、背中を押されたひとときでした!
終わりに
部活が30以上あり、2020年の1年間で429回のイベントを実施したというHUCはセレンディピティの宝庫。人見知りしてなかなか踏み込んでいけませんでしたが、私ももっと参加して、自分を出していこう、と思いました!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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スケッチノート by.湯朝かりん
↓↓↓林さん本人による『人見知りでもセレンディピティ』紹介note↓↓↓
母親アップデートコミュニティ2周年祭
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