人との御縁を辿って、交流を通して根を張る | 社員インタビュー
今回のHuber社員インタビューでは、『TRAVELERS Hub 事業部(TH事業部)』のつむちゃんにお話を伺います。つむちゃんは、北九州市の小倉駅にある観光案内所『TRAVELERS Hub 北九州』の店長です。
ずっと九州に居ながらにして、鎌倉の会社から鎌倉の会社に転職したつむちゃん。
彼女のこれまでの過ごし方やHuberでの活動について伺いました!
九州が私の居場所!九州で生まれ育ち社会に出たつむちゃん!
━━つむちゃんは九州のイメージが強いんだけど、ずっと九州なの?
そう、ずっと九州です。
高校卒業してAPU(立命館アジア太平洋大学)に進学して。
その後も博多駅でメーカーズシャツ鎌倉に就職してて。
九州って全部の県が自家みたいに懐かしく感じるのが魅力なんですよね。
生まれたのは宮崎で、親戚も宮崎と鹿児島に多い感じです。
━━実家みたいというのはどこから来るんだと思う?
南九州は絆を大事にするから、そういう所とか。
ちょうど来月も祖母の米寿のお祝いがあって、家族が集まって20人でホテルを予約してます。
あとは、どこも山と海と温泉が多くて似てるし。
人の暖かさとか、田舎の道とか滝とかが好き。
博多が一番の都会だけど、車で10分も行けば森や海に行けるし。
前職でも転勤の話は国内外含めて全部断りました 笑
━━徹底してるなあ 笑。因みに英語に関する思い出はある?
両親が米米CLUBとマイケル・ジャクソンをよく聞く人で。
自分もアヴリルとかよく聞いてて、歌詞カードを自作してました。
なので、英語は元々好きですね。
勉強はそんなにだけど、英語には全く苦手意識が無かったし。
あとハリー・ポッターが好きで、ロンドンに1ヶ月ホームステイもしました。
冒険に飛び出していく性格は、今も変わらずですね。
━━自然と身につけたんだね。仕事ですぐに英語を活かそうとは考えたの?
うん、実はキャビンアテンダントになりたかったです。
専門学校に行く気満々で親に相談してたんだけど、「英語が好きならすぐに仕事にしなくても、その気持は無くならないんじゃない?」と言われて。
その後にAPUを見つけてそっちに進学してみました。
沢山の外国人の友達ができて、在学中はずっと外国人のグループと行動してました。
日本に居たけど、留学している気分でした。
━━環境を大いに活かしたわけだね。そこから就職にはどう繋がるの?
アメリカ留学した時に、ボストンキャリアフォーラムに行く人とサンフランシスコで出会って。
付いていったらメーカーズシャツ鎌倉のブースがあって、人事に会いました。
その人事は人たらしって感じで、憧れて受けてみたら採用されて。
その時はまだ1年半以上在学期間があったんですけど、卒業後にまだ興味があったら来てと言ってくれました。
就活で迷った時に、そのことを思い出してすぐ連絡して、就職できました。
因みにメーカーズシャツ鎌倉でも英語は意外と使ってましたよ。
━━良縁があったんだね。そこからHuberへはどうやって?
メーカーズシャツ鎌倉自体には辞める理由が全く無かったんですけど、昔から「30歳になったら転職する」と決めてて。
コロナの時期で色々考える時間もできた時に、たまたまIndeedでHuberを見つけました。
しかもサワ(元Huberメンバー)が写ってて!
サワとはAPUの一番最初の英語のクラスで一緒になって、その後ずっと繋がりがあったんです。
サワが働いているなら良い会社に決まってるので、すぐに連絡しました。
店長経験ある人歓迎と書いてあってピッタリだったし。
━━これまた御縁があったんだね。実際、店長経験は活きましたか?
マネジメントや英語のスキルは活きたと思う。
でも、全然違うんだなと感じる方が多かったです。
前職は皆同じ方向を向いて働いている感じでしたけど、TRAVELERS Hubでは色々な背景で来ている人が居て。
自分以外はアルバイトで参画なので、全部店長の自分が責任を持って決めなきゃいけないというのも初めての経験でした。
━━なるほど、意思決定の責任がほぼ自分一人に委ねられたというのは、大きな変化だね。
しかも、TRAVELERS Hub 北九州はゼロから皆が作ってきた案内所で。
そこに開店から1年以上経って新規に入ってきた店長が私。
案内所のある小倉のこともそんなに知らないし、自分のポジションに苦労しました。
まずはそれぞれと時間を取って対話するところから始めて。
━━きっと多くの苦労があったでしょうね。
学生の子なんかは大学と同時に卒業しちゃうので、1,2年くらいで入れ替わっちゃいますし。
まぁそれは大変というより、寂しいという思いが強いですけど。
前職、メーカーズシャツ鎌倉の博多店はすごくチームの仲が良くて、就業後に一緒に飲みに行ったり、家に来てもらったりしてたんですよね。
Huberに来た最初は当然それができないので寂しかったです。
関わる人は全て味方!教わり頼り導いて楽しむ!
━━仲良しの空間を抜けるのは寂しいですよね。でも今はTH北九州のメンバーと仲良さそうですね。
今は私もそうだし、メンバーの皆がそれぞれに仕事外でも交流するようになりましたね。
特に去年の夏祭りの話はぜひ聞いてほしくて!
案内所を閉めた後に皆で行こうと誘ったら、その日は案内所のシフトが無かったメンバーも含めて全員来てくれたんですよ!
私としては、皆が楽しく働いてくれたら感無量ですね。
とか言って自分が一番楽しんでるんですけど 笑
━━TH北九州は市からの評価も高いですし、チームマネジメントの成果ですね。最近は門司港の開店もありましたね。
4月にTH門司港をオープンして、まず基盤固めをしました。
小倉でやってきたことが活きましたね。
例えば小倉では、Huberが目指すおせっかいな案内所の実現に向けて、更に地域に寄り添った運営をということで、旦過市場のマップを作りました。
旦過市場は観光地ではないので、逆にまちの人のリアルが見れる場所です。
まちに繋がる施策に取り組めたのは嬉しいですね。
今年は周辺施設との連携も進めていきたいと思っています。
━━素晴らしいですね!そして、TH門司港でもそういう取り組みをやって行くと。
実はTH門司港では、既に商店街の人へのインタビューを始めています。
もっと案内所の外へ出て活動できるようにしたいと思っていたので、良い感じです!
門司港には元々ボランティアガイドさんが居て、彼らの勉強会にコンシェルジュも研修として参加させてもらえることにもなりました。
北九州のボランティアガイドさんはまさにお手本!
彼らから学ぶことでコンシェルジュ皆のレベルを上げていくことができますし、ボランティアガイドの方にも喜ばれてwin-winです!
━━チーム内外で良いコミュニケーションが取れていますね!何か秘訣はあるんですか?
前職から店長をしているので、その経験は大きいと思います。
接客業はお客さんの期待を超える事が求められますけど。
でも、一番近くの人を喜ばせられないと始まらないですよね。
身近な人をハッピーにしていないなら、本物じゃない。
その思いで、朝礼で「皆のことを褒める」という習慣つくりました。
━━素敵な考え方。真理ですね。
些細なことに気づいて褒めることを習慣にしたんですけど。
だって言わないのはもったいないですよね。言えばいいじゃん!
それが全員できたら、自然とお客さんも喜ばせる接客ができる。
売上を伸ばす目標に対しても、私はまずスタッフのことを真っ先に考えます。
━━頼りがいのある店長ですね!では困難に感じていることはありますか?
自分はできないことが多いので、めちゃくちゃ皆に頼っているんですけど。
そうして年齢とかも関係なく、色々なタスクを皆と一緒に進めているんですね。
でも、今19人のメンバーが居て、それぞれのアイディアをまとめるのが難しいんですよね。
色々なアイディアを出してくれて助かりますが、全てを取り入れるとパンクしちゃう。
自分が舵を取らなければならないんですけど、まとめるのは苦手なので迷います。
あと、学生が卒業のタイミングで一気に居なくなってしまうので、来年のことを考えると怖いです!
━━マネジメントの課題は尽きませんね。因みにプライベートの方は充実してますか?
休みの日は友達と話したりショッピングしたり、温泉に一緒に行くこともありますね。
結婚して地元に住む中高の友達とかに会いに行ったりも。
ぼーっとしたり、ごろごろして過ごす日は無いかも。
常に外で誰かに会っていますね。
仕事とプライベートは全く別に考えていて、たまたまオフに会ったコンシェルジュからは「オンオフの差が凄い」と言われました 笑
━━常に人と一緒に居る感じですね。何か影響を受けた人とかは居るんですか?
特に居ないですね。ロールモデルとかも無いです。
でも、逆に数えられないくらい普段から色々な人に影響を受けているんだと思います。
いつの時代もその都度、身近な先輩とかに憧れて学んできました。
厳しい先輩に褒められたくて、雑誌を買い漁って自分磨きをしたこともあります。
その先輩に買い物についてきてもらって意見を伺ったりもしました。
今だとTH事業部の千尋さんが影響強いと思います。
前職まではファッションや色使いのことなどをずっと学んできましたが、今は社外対応や事務仕事などを千尋さんから学んでいます。
━━常に学ぶ対象を探しているのかも知れませんね。そんなYouはHuberで何するの?
大きい願望は... 何したいかな。何だろな。
もっと観光案内所の存在を知らしめたいですね。
今は用事がある人が来てくれて、その人のフィードバックを得るくらいしかできませんけど。
本当はもっと地域に根付きたいです。
まちの人から「Huberに入って良かったね」とか言われるくらいには。
案内所の立ち上げで0→1を経験して、自分ができることとできないこともわかったと思います。
これからも好き嫌いなく、色々なことがしたいと考えています。
でもずっと人とは関わっていたいですね。
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【編集後記】
知識も乏しいまま、中途から後任として店長となったつむちゃん。
Huberの特性とシンクロし、今ではTRAVELERS Hubを率いる立場として素晴らしい働きをしています。
自分の仲間からハッピーにして、お客さんにもハッピーを伝播させていくスタイルは、お客さんや案内所のクライアントなど各方面からの高評価に繋がっています。
今後もギャルマインドで邁進するつむちゃんがどんなハッピーを共有してくれるか、楽しみでなりません。
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