やりきったその先の景色が見たい | 社員インタビュー
今回の社員インタビューでは、『テントサウナとたき火(新規事業部)』の橋嶺佑にお話を伺います!
元々橋は個人で外国人観光客のガイドをしており、Huberのトモダチガイドへの共感があって参画に至りました。
Huberメンバーの中でもまた違った雰囲気を持つ彼がHuberでどう過ごしてきたのか。
早速聞いてみましょう!
個人でHuberと同じことをしていた。この出会いは偶然か、はたまた必然か。
━━橋は東京に住んでいるよね。普段はどこで仕事することが多いの?
鎌倉本社に出社してますよ。1時間弱で来れますし。
ただ、色々な理由で遅延する路線なんで朝は大変ですけどね。
後は、事業関連で月に1回福島に行きますね。
━━今はそんな感じなのね。橋って元々は東京でガイドを自分でやってたんだよね。
そうですね。僕は夜の遊びが好きで詳しかったんですけど。
日本に短期滞在する外国人では出会えないであろうBARとか、色々知ってたんですね。
一度アメリカに住んでる友人をアテンドしてあげたらすごく喜ばれたんですよ。
で、その子は当時私立学校に通ってて、そこでは日本への旅行も流行ってたらしいです。
それで、その子は友達を僕に繋いで案内をお願いしてくるようになったんですね。
学校社会でのポジションを築くのに重宝するっていうのもあったみたいで。
━━個人旅行代理店だね 笑
それが評判良かったので、今度はその友達の案内とかもされるようになって。
そこからはもうお金取ることにしたんですよ。
裕福な子たちだったし、グループで来ることもあったので、一人1万円だとしても5,6人を案内すればけっこう稼げるんですよね。
なので組織化して、月に10日間稼働で40万円くらい売上立つようになったんです。
━━凄いね!立派に事業じゃん。
でも、アルバイトも雇って8ヶ月位続けましたが、それでも赤字だなと感じてました。
その後、ゲストハウスを回って営業を始めたんです。
それで、由比ヶ浜にある一棟貸しのゲストハウスのオーナーにお話に行ったんですけど。
そしたら、既に似たことをやっている会社が鎌倉にあるとオーナーに教えてもらったんです。
そこがHuberとの出会いですね。
━━出会うべくして出会っているかのような経緯だね。それで、一緒にやろうと思ったんだ。
はい。当時のHuberがやっていたことってやっぱり面白くて。
自分は都内のナイトライフが中心でしたけど、それが登録ガイドの分だけ色々なジャンルで展開できるのがトモダチガイドでしたよね。
その時は自分にはスケールするビジョンが描けてなくて、限界を感じていて。
組織の規模とか色々考えても、Huberでやっていった方がスケールするなと思ったので、問い合わせを送りました。
それで、紀陸社長と面談して入社が決まりました。
━━入社したての頃は何をしていたの?
最初は祐天寺にあったオフィスに出勤してて、観光案内所WC渋谷の立ち上げの頃ですね。
自分は、最初はリサーチ周りのことをやってました。
WC京都の立ち上げもあったので、京都に加勢に行ったりもして。
WC渋谷が立ち上がった時は副店長として入って、現場運営やクライアントとの打ち合わせもしていました。
その時ちょっとだけやった報告書作成業務には才能を感じなかったっすね。
━━Huber的には大きな転換期だったね。その後九州だっけ。
そうですね。その時の九州は組織として崩れていて、それを立て直しというか。
体制に伴ってメンバーも崩れていたので、メンタルも含めてフォローをしに行った感じです。
僕の役割としては、エリアマネージャーの経験を積むことも目的でしたね。
━━これまた大変な任務だ。それで別府の方も行ってたんだね。
別府って凄い魅力的じゃないですか。
別府でなにか出来なかったら、観光事業者としてはどこでも何も出来ないだろと思って、やれることを探しに行ったんですよね。
特に立命館APUと何かやりたかった。
もともとHuberとAPUとの連携が構想としてもあったみたいなんです。
でも、学長が入院されて、話が立ち消えていた。
その時に別であった案件のオウンドメディア「エンジョイ温泉」の運営があったので、この執筆をAPUの学生にお願いするという座組で連携できないかと思って、元々あった話とがっちゃんこしたんですよね。
自分の芯と、やりたいことと、やるべきこと。
━━それが今のWC別府での状況に繋がっているんだね。立役者だ!
じゃあ話戻って、なんでナイトライフに興味があったの?
ああ、そうですね。クラブミュージックは色々あるが、ハウスとテクノは、クラブでは歌詞がないものが多いんですね。
で、歌詞があると、国籍の違う人達は盛り上がりどころがズレる。でも歌詞が無いと、国籍関係なく同じところで盛り上がるんですよ。
僕その頃、海外に憧れがあって、外国人と同じように感じられるノンバーバルコミュニケーションが楽しくって、クラブに通うようになったんです。
中学は軽音楽部でドラムをやっていて、ヒューマンビートボックスも趣味でやっていたんですけど、クラブで興味の幅が広がって、音楽自体にも更に興味を持ちました。
周りのトモダチもクラブに興味を持って、DJとかやり始めてパーティオーガナイズする人もいたんですよ。
自分はビートボックスでサンプリングしてやってみたけど、人前でパフォーマンスするのはそんなに好きじゃないと分かった。
今はDTMで打ち込み作曲がメインですね。
━━プライベートが仕事の時の感じと全然違って面白いよね橋は。パーティの開催とかも自分でしてたの?
そうですね。なんというか、音楽イベントは年齢とか実績とかよりも人と人で仕事する部分があるように感じてます。
僕もその中で沢山面白い仕事させてもらって来ました。イベントやったり、出演したり。
思ったのは、ジャンルによって「仕事する上で最も大切なコト」って変わるんだなーと。今後もそういう意味で、いろんな目線を持って仕事していきたいなと。
━━それは興味深い、けど自分が疎すぎてあんまり深堀れないな 笑
後は、橋といえば空手かな。
ああ、空手は3歳から14歳までやってました。茶帯です。
考え方というか、それは空手がベースにあると思います。
上下関係や年功序列の考え方があって、大学の体育会ラグビー部に入った時もそれで馴染んだ感じです。
周りが上下関係を気にしていなくてもいいですけど、自分は守らないと気持ち悪いと感じますね。
━━体育会系の芯みたいのがあるんだね。じゃあ、今後新規事業部でやりたいこととかある?
・・・うーん。難しい質問ですね。
━━そうだろうね。去年会社の体制変更の時に色々と進退の相談とかしたもんね。橋って、結局なんでその時に残ったんだっけ。
まず、辞める相談をした後に配属されたのは地域プロデュース事業部だったんですよ。
僕の得意、というか元から持っている特性としては、営業とか、トークと臨機応変な対応だと思っていて。逆に情報処理などは苦手で。
それで、その時地域プロデュースには新しい商材の構想があったんですよ。
これの営業を紀陸さんと二人でやりたいと言ってもらったんですよね。
これがダメだったらもう立ち行かない。
会社が無くなる瞬間を見る機会もなかなか無い。
営業の経験も、紀陸さんの横でできる。
そういう色々があって残りました。
結果、営業不振だったんですよね。
自治体さんへのアプローチとか提案の仕方も知らなくて、反省点が多く合ったなと。
そういえば九州時代の自治体周りで見ていたなと思いだしたりもして。
そのタイミングで新規事業の話が出て、そっちに移ってやってみようと。
紀陸さんの形にするものの先を見据えないと、この先繰り返すだけだなと思ったので。
テントサウナとたき火事業はそういう意味で、1つ形にしたいものですね。
思えば九州でも京都も、一番むずかしい部分は引き継いでしまっていて経験してないんですよね。
だから、やりきったという実績を得たい。
遊ぶ広報も営業成績は振るわなかったが、やって良かったと思っています。
次に現場の商材で営業ができれば、次は適切なコミュニケーションでいけるはずなんで、本当はそれもやりたいです。
━━そうか、一つやり切りたい、結末を見たいという気持ちはわかる気がするよ。話してくれてありがとう。
で、YouはHuberで何するの?
月並みですけど、ゆくゆくは自分でやりたいという気持ちがあります。
今Huberでやっているような情報処理や編集の経験を積んでからですね。
新規事業部でサウナの話をしている紀陸さんは本当に楽しそうなんですよ。自分もそういう軸を見つけて取り組みたいっすね。
━━自分が心から楽しめるやるべきことを見つけたいって感じかな。共感しかないわ。
あと、やっぱりHuberや紀陸さんに恩を感じていて。Huberの内外問わずですけど、返していければと思ってます。
自分は社会不適合者だと思っているので。自分の周りもそうだったし。類友というか。
そんな自分を受け止めたり活かしてくれるHuberは、実際どんな商材よりも魅力だと思います。
それはお金や売上で返せるようなものではないので。それをちゃんと返したいですね。
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【編集後記】
新規事業部はこれまでのHuberの路線とは異なる側面から、人と人を繋ぐ価値を生み出しています。
目まぐるしく状況が変化しながら急速に事業を進めている中で、自分を見失わず何かを成し遂げようとしている橋を、よく格好良いなと思います。
自他共に認める尖った特徴の持ち主なので、「得意で助け、苦手で頼る」を文化とするHuberで上手くピースを噛み合わせ、これからもその力を発揮してもらいたいです!
あと、今度Raveの楽しみ方を教えてもらおうっと。
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