人生観や死生観は「深い」ほうが幸福なのか？

特定の宗教を強く信じたりはしていないんだけど「一般人より深い死生観を持っている」という点で宗教家には一定の敬意を持っているんだよね。「死ぬことをまともに考えられない」というのは不幸なことなんですよ。自分の終着点がよくわからないまま、いたずらに恐れて右往左往することになりかねない。

— 🐰オイルパラダイス京都🐰 (@oiparasan) June 4, 2020

｢死ということ｣に向き合う、ということが幸福なのか？というのは簡単な話じゃないよね。
目盛りがミリ単位のモノサシを持っているヒトが細かいことに一喜一憂することの幸福もあるし、目盛りがセンチ単位のモノサシしか持てない人が表装快楽だけを満喫しているのも幸福じゃね？
その狭間で生きてるわ

— こゆるぎ岬 (@o_thiassos) June 4, 2020

僕は深い死生観を持つことも、それを持てない死生観も、なーーんにも優劣なんてない、と言いたいだけです。
自分が信じるものを追求するもよし、信じるものなんてなくてもよし。
もちろん自分の考えはあるけども、｢世界｣を拡げるとはどういうことか、ということについては、様々な視座がありますね。

— こゆるぎ岬 (@o_thiassos) June 4, 2020

結論から言うと、私の"意見"は「Yes」だ。長くなりそうなテーマを簡単に書いてみる。
コレは多くの「深い」問いがそうであるように、一つの答えというものはない。私の人生観において、そうであると言いたいだけだ。安易に答えを出さず問いを掘り下げつづけることは優れた知性の形だと私は思っているが、知性に優れているからといってエラいわけではない。
こうした話題そのものが「深い」わけだが、このようなテツガク的なことに関心を持たずともヒトは生きていける。そして当たり前の話だが、「深い」ことを考える、たとえば「生きるとは？」「存在とは？」「時間とは？」といったことを一切考えない人間だって幸福に満たされて人生を終えることはできる。死という結末についてたいして向き合いもしないままポックリ死んでいった人間のほうが圧倒的に多いだろうと思う。
人間の思考の深度や強度でヒトの生に優劣はつけられない、あるいはつけたくない、という考えがまずある。
そのうえで、"人生や観や死生観は「深い」ほうが幸福だと思う"と言いたいおキモチが自分の中にはある。