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外出が嫌いなのに出かけたがったマメルリハ①
我が家のマメルリハ・シャルが変わった。
先日の外出訓練(散歩)以来、様子がおかしい。
上記で紹介したように、シャルは先日大嫌いな外出をして近所の緑道の風景が気に入ったのだが、その2日後からシャルの様子が変わった。
散歩後の変化①~外への興味
母が言うには、シャルがなんとなく外に行きたそうだと言う。ある時私がゴミを出しに出て行ったら、シャルは家の出窓から外へ行く私の様子を見ようと慌てた事があったらしい。
母が出窓の外を見せてやると、遠ざかって行くはずの私の姿が見えない!とシャルは窓の外をキョロキョロしたが、ゴミ置き場がある別の方角から私が戻って来るのが見えると納得して落ち着いたと言う。
少なくとも「外」の様子に興味を持って見たがったことは珍しいことだった。でも相変わらず外出用の鳥籠には入りたがらないので、シャルが出かけたがって見えたのは気のせいかとも思った。
散歩後の変化②~短い留守番に怒り
次に様子がおかしいと思ったのは、短時間の留守番にシャルが怒ったことだった。
外出も嫌いだが、留守番も大嫌いなシャルの話を過去に幾度も紹介してきた。シャルはこれまで時間の短い留守番なら怒らないが、人間たちの外出が長くなると帰宅時には怒って文句を言っていた。
だが、先日の外出訓練から数日後に私と母が近所へ買い物に行って、30分かからずに戻って来たにもかかわらず、シャルはまるで一日中留守番させられたかのように激しく怒った。そういえばこの前のシャルの散歩は30分弱だったが、まさか二人で緑道へ行ったかのも💢と想像した・・・?
このような事があり、母がシャルの様子を観察するため、外出用鳥籠を常時鳥用アスレチックのそばに置くようになった。「自分で入るなら散歩に連れて行くよ」と母はシャルに言った。
もちろんシャルが自分で入れない確率が非常に高いからである。もしシャルが自分で入れたら、リードをくわえて飼い主のところに来る犬と同レベルになってしまうが、そこまでのことはできないはず。
シャルは外出用鳥籠を気にしているようだったが、大嫌いな鳥籠に対する嫌悪の様子はなかったらしく、しばらく様子見をすることになった。
散歩に行ける💕
6月13日の夕方。その日休みだった私は、気まぐれに籠外活動中(=放鳥)のシャルを指に乗せ、そのまま外出用鳥籠に入れようとしてみた。やはりすんなり入ろうとはしなかったが、もう片方の手でシャルの行く手をふさぐようにして外出用鳥籠に入れたら、前回ほど抵抗せずシャルはぽすっと入ってしまって入口を閉めることができた。
え?入っちゃった?!
入れた私がびっくりして、その様子を見ていた母も目を丸くした。前回の激しい抵抗と比べたら、抵抗のうちに入らないほどあっさりシャルが外出用鳥籠に入った。
慌てて人間たちが散歩に行く準備を始めようとしたら、それを見たシャルは脇を上げてキュピピ💕と外出用鳥籠の中で鳴いた。
その中(外出用鳥籠)でそんなに喜んだこといままであった?!さっきの抵抗めいたものはイヤよイヤよもスキのうちみたいな?!
令和の時代にハラスメントorコンプライアンス問題になりそうな古い表現が頭に浮かぶ事態。
そしてただのシャルの同居人で鳥嫌いの私は、自らの気まぐれで蒸し暑い夕方にシャルを散歩に連れて行く羽目になったのだった。この続きは次回に。
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