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4K修復でより美しく生まれ変わったウォン・カーウァイ監督作品、北米で上映

アメリカの映画配給会社ヤヌス・フィルムズが、香港のウォン・カーウァイ(王家衛)監督作品の4Kデジタルリマスター版を「ウォン・カーウァイの世界」としてリリースし、11月25日から北米でオンライン上映を開始した。

4Kデジタルリマスター(4K修復)とは、古い映画をリバイバル上映したり、DVDやブルーレイなどで再発売したりする際に、高品質なデジタルデータに変えること。鮮明で美しい映像と音声が楽しめることから、現在の映画業界における一種のトレンドになっている。

今回4K修復版として生まれ変わったのは、「恋する惑星」、「いますぐ抱きしめたい」、「欲望の翼」、「愛の神、エロス」、「ブエノスアイレス」、「天使の涙」、「花様年華」の7作品。

独自の雰囲気や世界観をもつウォン・カーウァイ監督作品は世界に名を馳せ、日本でも一大ブームを巻き起こしたほど。今回より高品質なバージョンに生まれ変わったことは、ファンにとってうれしいサプライズで、日本上陸を希望する声も多く上がっている。

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写真:釜山国際映画祭でも上映された4Kデジタルリマスター版の「花様年華」。澤東電影提供

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