思わぬきっかけで芸能界入りした、華流スターのデビューストーリー
芸能界入りする方法といえば、オーディションを受けたり養成所に入ったり、SNSへの動画配信をしたりといくつもの方法がある。そんな中、最も偶然の要因に左右され、話としても面白いのがスカウトだ。今回は中華圏の有名華流スター4人の、スカウトに関する話を紹介する。
台湾出身のニッキー・ウー(呉奇隆)は、1989年にアイドルグループ「小虎隊」のメンバーとしてデビューし、90年代に入って中華圏を席巻するほどの絶大な人気を得た。そんな彼の芸能界入りのきっかけは、父親が事業に失敗し、生活費と学費を稼ぐために屋台を始めたこと。洋服を売る彼をキャスチングディレクターが見出し、オーディションに招待したという。
中国出身のワン・ジュンカイ(王俊凱)は、アイドルグループTFBOYSのリーダーで、チャン・イーモウ(張芸謀)監督による2016年の映画「グレートウォール」では皇帝役を好演した。彼の場合はなんと、11歳の頃にトイレでスカウトされたという。あまりにも意外なため最初は信じなかったというが、その後無事芸能界入りを果たしている。
同じく中国出身のルハン(鹿晗)は、アイドルグループEXOの元メンバー。最近は主に中国で映画やCM、バラエティ番組に出演するなど、幅広い芸能活動を展開している。甘いマスクのイケメンで、3年前に女優のグァン・シャオトン(関暁彤)との交際宣言をした時は、日本のみならずアジアで大きな話題となった。彼は韓国に留学中、ソウルの明洞を歩いていたときSMエンターテインメントのスタッフにスカウトされたそう。
ドイツ生まれ、台湾育ちの女優チャン・チュンニン(張鈞甯)は、中国宮廷ドラマ「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」で、ヒロイン如懿の親友ケリェテハイラン役を演じた人物。彼女は台湾最高学府の台湾大学で歴史と法律を学んだ才女で、もともと芸能界に興味はなかったようだが、街頭アンケートに答えた際に、後に芸能マネージャーとなった人にその容姿を印象付け、紆余曲折の末に女優としてデビューを果たした。
このように見ていくと、ふとしたきっかけで芸能界入りし、本人すら予想しなかった活躍をする人も多い。偶然のいたずらは何をするかわからない。あなたにも近いうちに、デビューのチャンスがやってくるかも!?
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