ワン・イーボー主演の新作ドラマ「風起洛陽」が正式始動! 謎に挑む貴族の青年役
ブロマンス・ファンタジー時代劇「陳情令」で、日本でも一躍有名になったワン・イーボー(王一博)。彼がドラマ「風起洛陽(原題)」撮影のため、世界最大の映画撮影所といわれる横店映画城で撮影準備に入ったことが、11月17日に報じられた。
このドラマは「古董局中局」や「長安二十四時」などのヒットドラマを生んだ作家、馬伯庸(マー・ボーヨン)の「洛陽」を実写化したもの。監督を務めるのは「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」の監督の一人である謝澤(シエ・ザー)。
ドラマは則天武后が皇帝に即位して洛陽に都を移し、「神都」と改称した時代の話。武后を倒そうと陰謀がめぐらされ、さまざまな事件が起こるが、主人公らがそれらを解決し、洛陽に平和を取り戻すというストーリー。
ワン・イーボーが演じるのは、毒殺された父の死の真相を探る貴族の青年、百里弘毅(バイリー・ホンイー)。そのクールな人物設定が、「陳情令」の藍忘機(ラン・ワンジー)と重なる部分があり、新作への期待も高まっている。
もう1人の主人公は、日中合作映画「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」で、稀代の詩人・白居易を演じたホアン・シュエン(黄軒)。「風起洛陽」では事件に巻き込まれ、容疑者にされてしまった不良の高秉燭(ガオ・ビンジュー)を演じる。
制作会社のiQIYI(アイチーイー)によると、これから約4ヵ月かけてドラマのセットや衣装、道具などを完成させ、それから撮影に入るとのこと。撮影はだいたい50日かけて行う予定。洛陽生まれで、その端麗な容姿から「白牡丹」の愛称をもつワン・イーボーが「風起洛陽」でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、注目が集まっている。