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VOXのトラベルギターAPACHEをP90にしよう

あるところに、第一子が無事に産まれたあと、ギターを聞かせようかなあと購入して埃をかぶっていたVOX APACHEがありました。
スピーカーやリズムマシン、オーバードライブを内蔵したとても楽しい逸品。

唯一、気に入っていなかったのはピックアップでした。
フロントにシングル1個という構成で、良くも悪くもヘナヘナな音がしていてなんとかならないかなあ、でも、ピックアップを変えるとなると、2万円くらい掛かるよなあ、、、本体より高い(1.3万円くらいで購入した)、、、、と思ったまま放置していたのでした。

そして、数年に一度訪れる断捨離の波が始まり、うーん、メルカリするかと調べてみるとプレミア価格になっていたのでした。
2023年10月現在、廃番になっていて、後継機もないままということらしいです。

うーん、これならピックアップ変えてみるのもいいかも!
早速準備を始めます。

完成イメージは何かギラギラさせたいというもの。
という訳で、本体はシルバー!
ピックアップはP90のニッケルカバーにしようということに。

本体はミリタリーカラーで定番のキャロムショットからチタニウムシルバーをチョイス
シルバー色って塗膜が柔らかい印象がありましたが、さすがのキャロムショットです。なんと7Hの硬度があるとのこと。
先日のジャズベースに塗った塗料と同じく、吹付けから10秒程度で乾いてしまうため最高の作業性です。

早速塗ってみたもの⤵

上の写真ではザグりも終わっていますが、ちょっと巻き戻りまして、、
まずは本体をザグります。
シングルピックアップからP90サイズになるので拡張します。

柔らかい木材w

位置出ししたら、ドリルで粗削りしてノミで成形。
まあ上手くいきました。
次はピックガードを拡張します。

ミニ四駆の肉抜きの技術が光る

こちらも位置出しをしてドリルで粗削り。
そして、ニッパーでパチパチします

ええやん

そして、ヤスリで成形。
柔らかい樹脂なのでゴリゴリ削れます。なるべく幅広のものを使いましょう

角のRが難しい

本体に重ねてみましょう

OK、OK、、
綺麗にできました。

次に、注文したピックアップ(KENT ARMSTRONG STEALTH 90 - NOISELESS P90 - METAL COVER CHROME - NECK)を調べてみると、1つのピックアップから配線が4本出ているみたいです。
それなら、パラレル-シリアル切り替えスイッチがあっても面白そう。

というわけで、本体のザグりの納まりの良さそうなところにトグルスイッチ取付穴をあけます。
ちなみに、トグルスイッチは6PINのON-ONであればなんでも良いです。

位置出し方法は、本体にマスキングテープを貼ってからザグり位置をマジックで書き込み、ピックガードに貼りなおすというもの。
まあ大丈夫でしょう。

そしてついでに、、

ザグりの中に吸音材(激落ちくん)を入れてみました。
良くも悪くも箱鳴り感の強かったサウンドがさらに変わることでしょう。
組み込みながら、さらに隙間に詰めていけばいいかなあ

という訳で続く!!

ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、試行錯誤を繰り返して、楽しかったり上手く行ったところを書いていたりします。 貴重なサポートを頂けますと、なおさら色んなことを試して書きます!