ジャンクfulltone fulldrive2を修理しよう
ハードオフおじさんをしていると、ジャンクコーナーに一際目立つ青色の箱
お、ええのあるやん
それは、fulltone fulldrive2
かなり前に、友人のペダルボードにあった時に弾かせてもらったのですが、ゴキゲンないいひずみだなあと思っていたのです。
さておき、この個体はON/OFFスイッチがきかないとのことで投げ売りされておりました。
これは、、、守護(まも)らねばならぬ、、、
中身はディスクリート回路のエフェクターですから、なんとかなるでしょう。直して末永く使う精神。
では、電源を繋ぐ前に色々と観察してみましょう。
恐らく、フットスイッチの頭のキャップが無いので、どこまでも踏み込めてしまう状態になり、その後に踏んだ力でフットスイッチの裏蓋が外れてしまったんですねえ。
瞬間接着剤も併用してくっつけておきましたが、そのうち同じような状態になりそうですから、簡易的にキャップをつくりましょう。
それでも壊れてしまったら次はスイッチ交換ですねえ
外径10mm内径9mmの真鍮パイプをカットして、適当な材料で嵩上げして接着。
接着剤はこれを使います。
2液性のエポキシ接着剤なのですが鉄粉が入っていて、本国アメリカでは船のスクリューも直してしまうほどの強度があるとか。
強度が高いのと、アースが落ちた方がいいかなあと(鉄粉入りなので通電します)。
硬化時間の違う2製品がありますがノーマル版がおススメ。
硬化時間の短いJ-Bクイックは接着剤そのものはあまり強度を要さず面接着できるような(パイプの嵌合とか)時に重宝します。
日が落ちたころに硬化しました⤵
磨いて完成!
音を出してみると、綺麗なクリーントーン(ほんのちょっとだけ歪んでキラキラするやつ)から、グモグモパンチなオーバードライブまでやりますねえ!
ブースターがあるのも使いやすい限り。
そのうち、funk ojisan流カスタムの基盤道筋にハンダ盛りもやってみたいですねえ~