めったに言わない、旦那さんからのリクエストだから。
「ナポリタン食べたいな。」
普段自分から食べたいものをめったに言わない旦那さんからのリクエストです。
私が苦手だから、カレーや肉じゃがのときに無理して使うくらいで、それ以外はなかなか出番がない玉ねぎ。
そんなわが家に義母さんから届いたおいしそうなたっくさんの野菜。
トマト、キャベツ、きゅうり、じゃがいも。大好きな野菜ばかりに心が踊る。
しかし、次の瞬間私は一瞬にして灰色になった。
底に恐ろしいほどの量の玉ねぎが入っていたから。
5個もあれば私にとっては致死量であろう玉ねぎが、10個ほどごろごろと。
送ってくれたうれしさの反面「どうしよう。」という焦り襲われる。あわあわ。
旦那さんに相談すると、「切って使いやすくしておくから、使える料理のときに使ったらいいよ。」と言って、ザクザクっと切って冷凍庫にしまってくれた。
優しい。ありがとう。救われました。
それから少しずつ、私にとって玉ねぎが身近な存在になっていって、使う頻度もほんの少しだけど増えてきた。
まさかの予想の倍以上のスピードでなくなり、先日ついに自ら大量の玉ねぎを購入した。
また旦那さんが切って、冷凍してくれている。
そんな優しさの塊の旦那さんからのリクエスト。
「ナポリタン食べたいな。」
お店みたいにはいかないけど、私なりに精一杯おいしいナポリタンを作ってあげたい。
「飴色の玉ねぎ」って、玉ねぎ嫌いでもなんとなく憧れがある。好きなひとにとってはきっとおいしいんだろうなってわかる。
以前何かの料理のときに挑戦したけど、そのときは見事に失敗したから、初めての飴色の玉ねぎ。
やっとできた。うれしい。
旦那さんはただ今リモート会議中。
もう少しで終わるから、「おつかれさま。いつもありがとう。」の気持ちを込めて、おいしいって言ってもらえるナポリタン作ってきます😊
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