愛逢月(めであいづき)に、目で合図。

昨夜、旦那さんといつもの夜さんぽをしていたら、とっても月が綺麗で、うろこ雲やひこうき雲が大きく広がる夜空でした。

「明日は七夕なのに、今年も雨かも。」

なんて思っていました。

旧暦の7月といえば有名なのは文月ですが、愛逢月(めであいづき)とも言うようです。

織姫と彦星がお互いに愛し合って逢う月だからだそうです。

余談ですが、私の誕生日も7月なので、こんなに美しくて素敵な異名があってなんだかうれしいです。

織姫と彦星ってご夫婦なんですね。

ずっと恋人同士だと思っていました。

どちらにしても年に1度しか会えないとなると、どんなお話をするのでしょうか。

私たち夫婦なら、きっと私の話が止まらなくて口が疲れるまで話し続けて、旦那さんが優しく「うんうん」と聞いてくれている様子が思い浮かびます。

西日本は雨になるようですが、私も住む関東地域は降らない予報でした。

雨が振ったら2人は会えないものだと思っていましたが、雨の日でも会えているという説もあると去年知って、ほっとしたのを思い出しました。

でも、年に1度のデートは、せっかくなら晴れていてあげてほしいな……！なんて、思ったりもします。

七夕当日に降る雨は酒涙雨(さいるいう)と言われていて、2人が別れを惜しむ涙と言われているそうです。


雨だと会えない説の場合だと、会えなかったさみしさの涙なんだそうです。

どちらにしても、毎日のように旦那さんと一緒に過ごせている私には考えが及ばないほど、つらくかなしいものなのでしょう。

去年から住み始めた今の地域は、今まで住んでたところよりも星がキレイにたくさん見えるので、もしかしたら今年は天の川が見えるかも、と思うと今夜の旦那さんとのお散歩が楽しみです。