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改めて、noteに来るまでの話【長文】
note777名フォロワー!ありがとうございます!
ここで、改めて振り返り。ここ数年の体験談を載せます。
自己紹介もかねております。
長いのでお暇な時にご覧ください。
〜元々好き勝手に生きてきた私ですが、夫が仕事を辞めた事をきっかけに、自分自身が稼ぎ頭にならなければと34歳で決心し、初めてちゃんとした社会と言うものの道を歩みます〜
何も無い自分でも仕事に出来るような職を身につけたい。そんなワガママをライターの先輩に相談すると、映像製作会社で0から叩き込める女性ディレクターを探してると紹介してもらいます。
私は娘と夫を北海道の札幌に残し、夫が退職金をもらって次の職を探している間、東京の映像製作会社でお世話になります。しかし、とにかく好き勝手生きてきたので、名刺の渡し方も34歳で何も分かりません。
趣味で楽しくやっていたweb漫画家活動も含め、二足の草鞋で人生で今までに無いくらい「人の顔色を伺う」「社会を学ぶ」を経験します。
本来全く性に合わない事でした。合コンでもサラダを取り分けず勝手に自分の皿に取って食べるような人間でした。
その経験があまりにも辛く、2ヶ月に1回自宅の札幌に帰っていたものの、どんどん心が病んでいきます。娘も殆ど帰って来ない母という存在を薄く扱うようになります。(家に出張などで殆どいない父親の気持ちがその時分かりました)それも私の心に闇を増やします。
どんどん心は疲れ、寂しく、深夜に手をじっと眺めると、手の指が娘に見え、1人6畳の部屋で動画編集をしながら親指の娘と会話していました。
この時の影響から自分に出来ない事が如実に現れるようになり、発達障害のADHDもいずれ判明する事になります。その時点ではADHDだとは分からず、人に迷惑をかけ続ける自分を責め、感情的になり、依存や現実逃避なども異常に多くなりました。自分が嫌いで仕方なかった為、それが外にも反映されます。その時支えてくれた人たちは、延々ギブアンドテイクのギブのみを私に与え続けてくれていました。しかし、自分が嫌いで自信も余裕もなく、自分自身が外にも内にもどんな影響を与えているのか分からなかったのです。
自分が1番辛くかわいそうだと感じ、真っ黒の闇に覆われる事で心を軽くしていました。
その時描いていた漫画の一部がこちらです。
闇が深いですね
1年程度の修行を経て、夫の仕事も新しく決まり、無事札幌に帰った私はフリーランスとして動画制作や漫画制作をうけるようになり、新たに仕事を増やしていきます。
仕事は順調に増えてくれ、収入は今まで生きた中で1番になります。
その分マルチタスクが非常に増え、ADHDが未だに判明しない分、どんなにやっても「普通」に出来ない自分に苦悩します。
自分自身をボロ雑巾のように扱い、自分を責めては立ち止まりを繰り返し…
自殺を考えるようになります。
このまま生きていても
ただみんなに迷惑をかけてしまう
早く死ななくては、皆に迷惑をかけず苦労もかけずに済む!そして死ねばこの辛さから解放されるんだ!
死ぬ事が唯一全員が幸せになれると感じました、希望を見ました。
死んだ後に解放されるなんて、誰も分からないのに
死んだ後は救われるという道を作りました、私は自分が不幸と感じながら勘違いをし、自分で妄想した幸せに向かって行ったのです。
そんな中、ある漫画をsnsに投稿します。
これが後に生きる道を選択した事になります。
この漫画をあげた時、ある方が
「もしかしたら、あなたはADHDではないですか?」
と教えてくれます。本当にただの、通りすがりの方です。私はこの人の言葉で初めてADHDというものを知る事になります。そして自分が悩んでいた事が「障害によりこうなっていたんだ。私は死ななくても、これから改善出来るかもしれない」と死以上の救われる理由を見つけ、安堵します。
この通りすがりの方のおかげで
私は自殺をする事をやめることが出来たのです。
そこから障害のある自分を認め、仕事も殆ど休みます。
どんどんゆるく、やりたい時にやりたい事をやるというスタイルにしていきます。その間に自分の内を見る、内面を大事にする、自分自身の声を聞く。どんどん気持ちは安定していきます。
自分を好きになると、周りも好きになります。
自分を大切にすると、周りも大切にします。
自分に余裕があると、周りにも余裕を持てます。
目を瞑り、真っ青な空がうつります。
そう、子供の頃だ。授業中空が綺麗だから外に出た。
あの感覚だ。
少しずつあの時の自由だった輝きが蘇ってきます。
そしてそんな私になった今、描いている漫画です
ここまで読んでくれたあなた様、ありがとうございます。
今日も素敵な1日でありますことを。
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