星野源ANNとわたし①

私が星野源ANNを聴き始めたのは2016年の11月ごろである。だからリスナー歴は約4年半だ。逃げ恥きっかけで源さんのことを好きになり、おそらく逃げ恥5話後の月曜からラジオを聴き始めたはずだ。この4年半、受験期を除き毎週のようにほとんどリアルタイムで聴いている。高校生になってからスマホを手にしたので、2017年の春まではラジオ本体で無理やりアンテナを伸ばし、親にバレないようにこっそりと聴いていた。9時就寝6時起床という正しすぎる生活リズムをしていた自分にとって深夜ラジオは新しいものだった。しかし当時は翌日の授業に支障が出ることを恐れて、CMが入るまでの冒頭の30分間だけを聴くことにしていた。しかし自分にとってその30分間はとても大切で毎週の楽しみになっていった。

そんな私には忘れられない星野源ANNの放送回がいくつかある。その回のことを振り返ってみようと思う。

まずは2016年12月に放送された「源と隆のクリスマス 2時間ぶっ通しカラオケパーティー」だ。2020年はコロナの関係もあり実現しなかったが、この回は毎年のように行われる藤井隆さんとのカラオケパーティーの記念すべき初回の放送である。前述したとおり、私は次の日眠くなることを防ぐために30分間しかラジオを聴かないと決めていた。しかし、この放送があまりにも面白くて楽しくて結局2時半ごろまでリアルタイムで聴いていたことを覚えている。スペシャルウィークというものの存在すら知らない時期だったので、ゲストが来る放送を聞くのももちろんその時が初めてだった。お二人のカラオケを2時間も聴けるという豪華さ、各自が好きな歌を好きなように歌うのを聴けるのがとても楽しかった。そして、番組にコメントを寄せてくれたガッキーも最高だった…。また、この放送をきっかけにより藤井さんのことが大好きになった。タ○キンジャンケンのあいこが続くくだりも、藤井さんが「恋に落ちて」をふざけて歌うのも爆笑しながら聴いた。映像がない、音声だけしかないのに、ラジオってこんなにも面白いんだと思ったのを鮮明に覚えている。ほぼ2時間聴いた初めての回だから自分にとっても思い出深い。また聴きたいなあ。

次は同じく2016年12月に放送された「星野源アワード2016」だ。恐らくこの回が初めてリアルタイムで2時間フルに聴いた回だった気がする…。冬休みに入って夜更かししても大丈夫になり3時まで聴いたんじゃないかな…という記憶。この年の星野源アワードは自分にとってとても貴重な回だった。なぜなら星野源ANNリスナーになりたてだったこともあり、過去の放送回のことを全然知らない、前情報一切なしの状態で聴けたからだ。今ではほとんどリアルタイムで聴いていることもあり、星野源アワードはその一年の振り返り的な役割を自分の中で果たしている。しかし、リスナーなりたてほやほやの自分にとっては「メール賞」「ジングル賞」「豚野郎賞」「夜の国性調査賞」「名珍場面賞」はどれも新鮮で最高に楽しかった。すでに放送された中での特に面白い選りすぐりのものを紹介されていたから、真っ暗な部屋で1人我慢できずに声出して笑った。静かに聴かないと親にバレてしまうと分かってはいるものの、声あげて笑うほどその回が面白かった記憶がある。豚野郎賞で選ばれていた、クラッカーのくるくるでお尻を拭いた話は今でも忘れられないし当時も爆笑した。スタッフの名珍場面も最高だったな。寺ちゃんの「エイリアンズでキリンジ」事変も、happy birthdayかけちゃう大沢さんのミスも、「nextアーティスト!星野源!」のキューピー斉藤くんも大好き。スタッフの人のことも大好きになれるという点で本当に良い番組だなって思う。寺ちゃん、前サブ作家安田くん、前ADキューピー斉藤くん、前ディレクターひかるちゃん、前ADくまさん、現サブ作家みゃーもり、前AD現ディレクター野上くん、ミキサー大沢さんなどなどパーソナリティ以外も輝けるところがこの番組の好きなところでもある。少し話は逸れたが、とにかくスタッフの名珍場面も最高に楽しかった。この回の放送をまた聞き返したい…。

眠くなってきたからとりあえず今回はここまで。この続きはまた今度気が向いたら書こう。



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