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teenage engineering OP-XYレビュー#ファーストインプレ編
teenage engineering OP-XYを手に入れたのでその話をします。
購入までの軌跡
うお、まじOP-XY、、。これが風の噂に聞く、強力なシーケンサーを搭載したOP-Zではない新しいFieldデバイスか?https://t.co/yfpsBqeOed
— htosaki (@htosaki) October 29, 2024
今週はないとして7、8、14、15、21、22あたりか。
— htosaki (@htosaki) October 31, 2024
OP-XY、ティザーきたな。
— htosaki (@htosaki) October 31, 2024
「いくつかのものは暗闇から生まれる。」
「何かがもうすぐやってくる。」#teenageengineering #opxy
11.14.24!やはり来週!#teenageengineering #opxy pic.twitter.com/ktsJ05Vkx3
— htosaki (@htosaki) November 7, 2024
【OP-XYのタイムライン】
— htosaki (@htosaki) November 9, 2024
11/14リリース・販売開始
11/15 本国ストア出荷・国内ストア販売開始?
11/16,17 Festival of Modular 2024 Tokyo(MI出展)
~11/17 BEAMS RECORDS TE催事
11/21本国ストア着荷目安
11/27~12/1 DESIGN TIDE TOKYO(TE出展)#teenageengineering #opxy
OP-XYを即ポチするかどうかで死ぬほど悩んでる
— htosaki (@htosaki) November 14, 2024
カード認証しててもなんかでリジェクトされるな〜って試してて、いつぞやに設定してもらったTE即ポチカードにしたら速攻通った。
— htosaki (@htosaki) November 14, 2024
お客様の荷物は明日到着します。
— htosaki (@htosaki) November 20, 2024
予想タイムライン通り! pic.twitter.com/lFalPzquEA
my new gear…
— htosaki (@htosaki) November 21, 2024
teenage engineering OP-XY!!!#teenageengineering #opxy pic.twitter.com/2JNjvGZY7e
ハードウェア外観とか
外観は黒いOP-1 field。重さは同じくらい。
キーボードの構造が全然違くてしっかりしている。埃などは目立つ。
キーボードのタッチに結構びっくりした。演奏するというより打ち込むって感じでOP-XYにすごくあっている。
入出力はUSB-C、3.5mmジャック4つ。通常のAudio In、Audio Out、MIDIイン、マルチポートアウト、Bluetooth。
マルチポートアウトはMIDI、CV/GATE、SYNC、Audioに切り替えて使用できる。
ワークフローをざっくり
instrument trackが8つ
ここには任意のシンセエンジン、サウンプラー、MIDIトラックをロードできる。全てドラムサンプラー、全てMIDIトラックなども可能。
auxiliary trackが8つ
brain、punch-in FX、MIDI、CV、Audio in、TAPE、FX1、FX2
の16トラック。これは固定。FXのトラックには任意のエフェクトをロードできる。
instrument trackとauxiliary trackトラック選択はOP-Zと違ってページを切り替えてアクセスする必要がある。
プロジェクト、ソング、シーン、パターン
全てのトラックで9つのパターンを保持できる
この各トラックのパターンの組み合わせ99のシーンを構成できる
このシーンをシーケンスしソングを構成することができる。
ソングはプロジェクトあたり9つ保存できる。
プロジェクトは1000保存できる。
シーケンサー
16ステップ×4小節の64ステップまで
OP-Zと同じくスケールがあり最大16倍にできる(シーケンスの再生スピードを落とす事ができる)。
したがって、最大64小節のループを作成できる。(BPM120で2分越えの長さ!)
さらにステップコンポーネントを使用することでループ感の少ないシーケンスも作成できる。
1パターンに記録できる最大note数は120という制限がある。
サンプル
今回はOP-1やOP-Zと異なり、EP-133のようにワンショットサンプルをスロット毎にロードする形。
長尺のサンプルをスライスはできるけどしにくい。せめて現在のスロットを違うスロットにコピーする機能があればもうちょいよさそうだが、、
またマルチサンプルのサンプラーがある。最大24個のサンプルをキーボードに割り当てることができる。
players
いわゆるMIDIエフェクト。arpeggio、maestro、holdの3つ。
maestroはコードを記録して移調したりできるやつ。ストラミングのスピード変えたり、パターンを変えたりできる。
その他
MFi認証なし。これまでのfieldシリーズと同じノリでLightningに刺してもオーディオが流れなくて気づいた。Appleが切り捨てたのだからTEが切り捨てて当然であるが...。
インプレッション
ものすごくパワフルなマシンだなという印象。操作性もかなり練られている。機能性や自由度のために操作性を犠牲にしない配慮がある。
トラック選択、ミュート、ソロ、シーン切り替えなどがしやすく、いつも通りパフォーマンス向きでもある。
一方でディスプレイ上の表示ははっきりとアートが優先されており、TE節を感じる。
内蔵シンセエンジンは音作りの幅も広く、使いやすいものが多い印象。
基本機能をOP-Zをベースにしているが、体験というか良さみたいな部分はOP-Zとは良くも悪くも全く別物。 操作系がOP-Zはハンドヘルドでいけるのに対して、OP-XYはラップトップデスクトップなので、引き続きOP-Zもいいデバイスだよな〜ってなる感じ。
またOP-Zに全くない、という機能はは実のところplayersくらい。それ以外は機能の大幅な拡張や強化といってもいい。
instrumentとauxiliaryのページ切り替えなので、今どちらを操作できるかを常に意識する必要がある。これは通常のtrack、arrange、mixの各モードで確認が必要。trackは明らかにメインの画面が違うので迷わないが、arrange、mixはその性質上、どちらの状態でも画面がほぼ同じなので迷いやすい。
ヒントとして、各トラックボタンについているLEDの色がinstrumentの時は白、auxiliaryの時は赤になるので画面を見るよりLEDを見た方が分かりやすかったりする。あとは慣れか。
ドラムシンセがないのは少し残念。ただシンセエンジン、エフェクト、playerはアップデートで追加が期待できそうなので楽しみに待ちたい。
いかがでしたか
蛇足な感想を付け加えると、まあ当然いいよねみたいな、約束されたよさみたいな感じで、触って「これはやばい!」みたいな興奮はない。ただ、「いいね、いいね」的な静かな感動はある。
これはOP-ZもOP-1 fieldも長く触ってきているのが大きいと思う。どっちももってなかったらきっともっとすげー!ってなった気もする。
ただ触ってると時間めっちゃ溶けるなってくらい色々なストレスが皆無だし、応えてくれる感じがあるので、長く感動しつづけることができそうなデバイスだなーってというところが現在の所感です。
当然ですが、めっちゃいいです、、 pic.twitter.com/fxvsx7AfLX
— htosaki (@htosaki) November 21, 2024
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