斑尾高原オートキャンプ&斑尾山登山(2020.06.20-06.22)
コロナ後、ようやくの他県移動自粛解除を受け、ほぼ1年ぶりのオートキャンプで、斑尾高原へ。ついでに300名山の斑尾山登山。
06.20(土曜日) 移動・設営
東京を7時半ぐらいに出てドライブ4時間ちょいで、飯山市へ到着。
「まぼろしの蕎麦 富倉そば」でお昼ご飯。
店の名前が「富倉そば」なのかと思ったら、調べると「オヤマボクチ」という植物の葉の繊維をつなぎに使った蕎麦を「富倉そば」と呼ぶらしい。
十割蕎麦ではないが、小麦を使ってないので、小麦アレルギーの嫁や娘も大丈夫ということでこちらで昼食。
美味しいお蕎麦でした。
お昼を食べたあと、予約していた斑尾高原キャンピングパークへ。
飯山市街は晴れていたものの、斑尾高原は霧の中に。
斑尾高原キャンピングパークは、それぞれのエリアにウッドデッキが備えられたキャンプ場。トイレもウォッシュレット付きの超キレイなトイレだし、洗濯機(洗剤付き)もあったり、洗い場もお湯もでるので油汚れもちゃんと落とせるし、管理人さんも親切でいたせりつくせりでした。管理人さんともいろいろ会話したけど、コロナ明けで、お客さん迎えるのも久しぶりで管理人さんも、嬉しかった様子。
今回の装備は、久しぶりのSnowpeakのリビングシェルとインナーテントだけど、ウッドデッキとうまく組み合わせて、グラウンドシートを敷いて、広く裸足エリアを設定。これが結構快適でよかった。
(ちなみに、ウッドデッキの広さは普通のテントだと問題ないと思いますが、リビングシェルだと微妙に足りない感じでした。はみ出たところもそれなりにペグダウンできたのでまぁ問題ありませんでしたが、これよりでかいシェルターになるとどうかな?ウッドデッキ以外の場所も十分広いので設営できないってことはないと思うけど。)
設営後、予約していたジップラインアドベンチャーへ。嫁はずっとキャーっと叫んでました。娘は怖いもの知らず。全部で6コース。1コースが平均で100mぐらい。
1時間ちょいジップラインをしたあと、テントに戻って晩ご飯。
娘がなぜか大好きな冷凍エスカルゴを焼いて、ふるさと納税の冷凍牛ステーキやズッキーニや椎茸などの野菜を焼いて食べて、寝ました。
もちろん焚火もしました。終わりかけの動画だけど・・
06.21(日曜日) 斑尾山登山
旅行の計画を立てていた時は百名山の妙高山に登ろうと思っていたものの、当初予定したルートは昨年の台風19号の影響で登山道が不安定らしく、別のルートだと標高差1500mになり嫁と娘にはキツそうなので、別の山を探すことに。
妙高の外輪山で、神奈山(かんなさん)が往復5時間程度で、花も見頃らしく嫁娘を連れて行くにはちょうどよさそうだったので、登山届を出していたけど、斑尾高原に行ってみると、斑尾山登山口というのがテントの近辺にあり、あー、斑尾山ってあるんだーと思って調べたら300名山。
持ってきていた山と高原地図「妙高・戸隠・雨飾 火打山・高妻山・信越トレイル」に斑尾山もちゃんと入ったので、こちらを登ることに変更。テントの前が登山口なので移動しなくてすむ。
斑尾山とは?
「北信五岳」の一つであり(斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯縄山)、三百名山の一つ。標高1,378m。冬はスキー場として賑わう。登山道はいろいろあるが、万坂峠から登るのが一番登山っぽいかもしれない。
斑尾高原スキー場側からも登ることができ、夏はキャンプ場になっているので、キャンプのついでに登ることもできる。
いずれのルートでも往復3-5時間程度で登れるので、登山初心者にもおすすめ。
新装備のテスト
今回は日帰りだし、登山自体も3月以来だし、その間膝も壊したしで、軽めで。
ついでに自粛中に買ってしまった新装備のテスト。ザックはMammut Trion Spine 50L、靴は、La Sportivaの TX 4 GTXをお試し。
今回50Lも入れるものがないので、スカスカではある(一応家族の昼飯や水4Lを持って行っていたので、10kg弱にはなったと思うが・・)
下山後のLa Sportivaの TX 4 GTX。アプローチシューズである。
Trion Spineの背中フィット感はとてもいい。今回岩場もないし、難しい姿勢をとることがないルートだったけど、Active Spine Technology採用のサスペンションシステムとやらで、上半身の曲がりにザックがついてくる感じがすごいした。
TX 4 GTXは、登山中は特に問題なし、岩場ではなく土の上だけど、今までの靴よりグリップ力はあった。ただしローカットのせいか、翌日右足首が少し痛んだが、まぁ登山自体が久しぶりなこともあったのでよくわからない。基本的には満足してる。
登山開始
右にちらっと見えてるのが我が家のシェルター。まさにテント横から登山スタート。10:45。スキー場の草原を登っていきます。
無茶苦茶ワラビが生えてます。キャンプ場の管理人さんは宿泊している人は持って行っていいよといっていましたが、まぁワラビはアク抜きが大変すぎるので、今回はパス。
映画みたいな風景ですが、太陽を遮るものがなく暑いです・・・
リフトの終点をいくつかすぎ、最後のリフトをすぎるとようやく登山道っぽくなります。
(おそらくコゼンタチバナ)
12:50、斑尾山山頂 1381m 到着。
斑尾山山頂は、森の中で眺望がないので、さらに進んで大明神岳(1360m)までいきます。斑尾山山頂から10分ぐらい。
こちら、野尻湖。中央が黒姫山、左が戸隠山ですかね。
ここで風景を楽しみながら昼飯を食べる予定でしたが、ハエが半端ないので、斑尾山手前のリフト終点まで戻って昼食にしました。
(こちらも割といい景色です)
お昼ご飯はアルファ米白米と、ビーフシチューや〇〇丼などを混ぜたもの。1時間ぐらいだらだらしてから15時ごろ下山しました。
この日はさらに、車で20分ほどの沼の原湿原へ。
沼の原湿原
標高1000mに位置する斑尾高原には、湿原が3つあるが、最大の広さと花の豊富さを誇るのが沼の原湿原。数十万株あるらしいミズバショウが4,5月の目玉ですが、今回は時期が遅いのでミズバショウの花は見えず。
カキツバタとニッコウキスゲが楽しめました。ニッコウキスゲ初めてみた。
(カキツバタ)
(ニッコウキスゲ)
(サンカヨウ)
馬曲温泉 望郷の湯
沼の原湿原を歩いたあと、車で飯山駅・千曲川を超えて馬曲温泉の望郷の湯へ。
ここは景色がいいということで有名らしいのだけど、登山をする人にとっては割とよく見る風景でした・・・
冬の雪景色の方が綺麗かもしれません。
06.22(月曜日) 撤収&ツリーイング
最終日、撤収して東京に帰ります。
軽めの登山だったのに、少し太腿筋肉痛で左膝もやはり痛くてちょっとショック・・やっぱ能力落ちてるなぁ・・
朝起きてご飯を作り、食べ、撤収作業開始。
10:00から嫁と娘はツリーイング(木登り)を予約していたので、そちらに車で送り、私はシェルター撤収。割と嫁と娘も撤収作業している間に7割ぐらい終わっていたので、1時間ほどで撤収完了し、ツリーイングを見学に。
木登りというか、クライミングと同じようなロープをハーネスに通して、アブミを使って登っていく感じです。
私はその間、Droneの操作練習をしながら、娘と嫁がツリーイングしているところを撮影。
この後、飯山で昼ごはんを食べ、東京に戻りました。
自粛開け久しぶりのキャンプ楽しかった!
来週末はクライミングの予定。雨降りませんように!!!