体験登山@檜洞丸(2019.12.01)
今回は日帰りで久しぶりの丹沢。
Str登山部に体験入部の新入社員I君のお試し登山で、6時間ぐらいで登れる檜洞丸へ。体験入部といいつつ、しっかりCaravanの登山靴を買ってきていたのでやる気十分、というかもう入部だなという。
塔ノ岳は階段ばっかりで僕もあまり登りたくないし、大山の方が初心者向けだけど何回も登って飽きてるし、鍋割山はちょっと時間かかるし、というわけで、西丹沢の雄「檜洞丸」に。
檜洞丸(ひのきぼらまる)とは?
神奈川県の丹沢山地の西側にある1601mの山。5月終わりから6月にはツツジが咲き誇り、多くの人が登るらしい。
私は以前に丹沢主稜縦走したときも通ったけど、その時は天気が悪くて視界なく、通り過ぎただけという感じだった。今回は、檜洞丸のみの登山。
ルートは、西丹沢ビジターセンターからツツジ新道を通って山頂まで、青ヶ岳山荘に寄ってから、石棚山稜ルートで箒沢公園に下山した。
*ちなみに青ヶ岳というのは檜洞丸の別名。
標高差登り1150m、下り1176m。距離は10kmほど。
ツツジ新道
7:00に小田急新松田駅に集合し、バスで西丹沢ビジターセンターへ。
途中見事な虹。綺麗なのだけど、虹が見えるというのがだいたい登山的にはあまりよろしくはない・・
思った通り、途中のバス移動中、雨降り出し「うー」となったけど、一応ビジターセンターに着く頃には止んだ。
西丹沢ビジターセンターからスタートしツツジ新道を登る。
公共交通機関を使うと最短8:30ごろ登山開始になるのがちょっと辛い。
6:30ぐらいに登山開始できれば1日で丹沢主稜縦走できると思うのだけど。
前は西丹沢自然教室って名前だったと思うけど、いつのまにか名前変わってた。
寒いけど割とキャンプしてる人いた。まぁ、僕も登山する前は冬キャンプしてたけど。冬キャンプで焚き火とか最高っすよね。
歩くI君。右手のなんかゴミ捨て場みたいに見えるところがツツジ新道のスタート。
枯れた沢からスタート。1年半前にもここきたわー。
標高低いのでまだ割と紅葉してました。
ここ1年ほどシラビソとかダケカンバの森が多かったから、丹沢のこんな感じのブナの森、久しぶりだ。これはこれでいいなぁ。
40分ほどでゴーラ沢出合。お疲れ様でしたと言われましてもまだ頂上まで2時間はかかる。
ゴーラ沢を渡り対岸の階段を登って行きます。
檜洞丸の西側、畦ヶ丸の方は割と晴れてきた。檜洞丸はまだ雲がかかって頂上見えないが、かなり風も強いので雲が飛んでいきそうな気がしてきた。
1300mを超えたあたりに少し積雪の跡あり。
https://twitter.com/NishitanzawaVC/status/1200290223059435520
この投稿を見て雪を楽しみにしていたけど、残念ながらほとんど溶けてしまった。
いやー、雲が消えてきた。空も山も青い。富士山が綺麗。気持ちいい。
もうすぐ頂上。
コースタイムよりは1時間ほど巻いて、11:40到着。感覚的には一人ならさらに1時間ぐらい余裕で巻けそう。1年半前に主稜縦走したときは11:20だったので、成長を感じる。I君も頑張った。
檜洞丸山頂から見る富士山。ドドンって感じでいい。
檜洞丸山頂には休憩用のデッキがいくつかあるのが、風が強すぎて寒いので、ちょっと降って、青ヶ岳山荘で休憩&昼飯。休憩30分で一人500円です。
昼飯はコンビニおにぎり3個と、タンパク源として、昨日買っておいた福のからの唐揚げ、山専ボトルで持ってきたお湯で作ったインスタントの味噌汁。
適当だけど体に染みる。
以前注文していた、DJI Mavic Mini(ドローン)が2日前ほどに届いたので、山頂で飛ばして、映像撮りたかったのだけど、風速15mほどの強風で、飛ばした瞬間に吹き飛びそうだったので諦めた。500gぐらいの無駄荷物。
石棚山稜ルート
青ヶ岳山荘から蛭ヶ岳方面。こうして見ると割とコルが深くて登り返ししないといけないのだなぁ。前に縦走したときは、霧で全然見えなくて黙々と歩いていたけど。
石棚山稜ルートは、森林限界超えてないので樹木には囲まれてるけど、とはいえ稜線歩きができて気持ちいいい道です。ところどころキツイ下りの道もあるけど。
今回は天気がよかったので、こんな感じでずっと富士山を見ながら歩けて気持ちよい。天気よい日は石棚山稜ルートから下山するのがオススメです。
今回、I君に貸す用でストックは持っていったけど、久しぶりに自分はストック使わずに降ったら、なんか左右方向のバランスがうまく取れないというか、結構ストックに頼っちゃってたなぁというように感じた。
別にストック使うのは全然いいんだけど、使わないで体幹しっかりキープできるトレーニングもしなきゃなぁと思いました。
年内は今の所ロッククライミングが1回で山活動はおしまいかなぁ。
少し物足りないが。
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