リードロープ講習@湯河原幕岩(2020.06.07)
2週連続で湯河原幕岩へ。
今週は通ってるボルダリングジムのリードロープ講習。
通ってるボルダリングジムのリードロープ講習は基本的にはマンツーマンらしいけど、遠崎家は家族3人でお世話になっているので、3人で参加。
私がリードの練習でトップロープを張ったルートを嫁と娘が登るスタイル。
湯河原幕岩とは?は過去の記事参照。
リードロープとは?
今まで登っていたやりかたはトップロープというもので、クライミングの課題ルートにあらかじめロープがかけてあり、ロープの片方をクライマー、片方をビレイヤーでつないでいる状態で登るやりかた。常にクライマーの上部からロープで確保された状態なので、安全に登ることができる。確保がされているので、安心していろいろなムーブを試したりすることもでき、クラミング自体上達するためには向いている。ただし通常このスタイルでは「登れた」とはみなされない。
リードロープは、ロープの片方をクライマー、片方をビレイヤーでつないでいる状態なのは変わらないが、最初はどこにも確保されてない状態で登るやり方。クライマーはルートの途中途中にあるピンにヌンチャクと言われるカラビナをかけ、そこにロープを通して初めて確保がされる。ピンの配置はルートによって変わるが1-2m程度は離れており、1つ目のピンで確保はしていても、2つめのピンまで2mあったとき、2つめのピン直前で落ちると4m落ちることになり、危険性が増す。
ぶっちゃけ怖いので、トップロープならできるムーブができなかったり、パニクってフットスタンスが探せなかったり、トップロープでできた課題もできなかったりする。
5.6 おたまじゃくし
なかなかない5.6(かなり簡単)のスラブ課題。
クライミング能力的には登れないはずはないぐらい簡単なのだけど、初めてなのでやっぱり怖い。1ピン目クリップする前に落ちたらやっぱり骨折ぐらいしそうな高さだし。
とりあえずオンサイト(初見でリードで登る)で登って、嫁と娘もトップロープでウォーミングアップ。
5.8 やせがえる
こちらもそんなに難しくはないがちょっと前傾のあるルートなのでリード初心者には怖い。ホールドにグロめの毛虫が取り憑いていたため、セルフビレイしてブラシで除去して登る。
まぁでも怖かった。トップロープなら余裕だったろうなぁと思うけど。
あと墜落した時にロープが足に絡まないように、ロープが極力またぐように意識する。
嫁と娘は難なく登った。
5.6, 5.7ぐらいの不明ルート
5.11c 「とけいワニ」の横のとくにトポ図に記載されてないルート。今日登った2つよりちょっと長め。グレードは5.6 or 5.7程度で優しめ。
新しいロープで登ったのだけど、ロワーダウンする際に、ロープがキンクして降りれなくなる。Connect Adjustでセルフビレイをとって、解決してもらう。
クライマーは登る前にロープがよれてないか一通り確認をしないといけないとのこと。
5.10a フック船長
本日最後の課題、5.10aのフック船長に挑戦。半分苔むしたスラブ の課題。グレードが上がるので、まずはトップロープで練習してムーブを解決してから、リードで挑戦。
が、核心部が登れない。トップロープで立てていたフットスタンスに立てない。トップロープであまり気にならなかった苔の滑りが気になって怖い。クラックへの指のはまりが甘い気がする、トップロープの時はこのホールドもっと持ててた気がするなど。。恐怖心でプチパニックになってるのか、うまく動けてないのが自分でもわかる。もっとできるはずなのに。。。
最終的に色々ずるして、終了点まで到達。
オーナーからは今日はまぁ合格、頑張ったとは言われたけど、
家に帰ってビデオ見返して、なんでできなかったんだろうという悔やむ気持ちが残る。落ち込む。10a,bとかならまぁ登れんじゃねという気持ちでいたけど、やっぱリードだと違うんだなぁ。
まとめ
指の力が足りない、指鍛えよう。今自宅の懸垂設備にかけてるAtomic bombは、スローパー的な押さえ込み力は鍛えられるけど、指一本一本は鍛えられない。
会社の懸垂台にかけっぱなしのロックリングス自宅に押収しようかな。もはや会社は月に2,3回しかいかないし。
あとクリップの練習は毎日しよう。
ちなみに娘もトップロープでフック船長クリアしてた。身長の問題はあるけど、遠崎家で一番うまいし、センスもある。すごい。
でも、娘はフック船長のクライミングも怖かったし、そのあと一人でトイレに行った時に青大将に遭遇して怖かったらしく、その後すごい甘えてた。
来週は初めてロッククライミングをした柴崎ロックへ。
柴崎ロックは、1年半ぶり。この時は、5.8のグレードも登れなかったんだよな。ステミングの課題とかやったことないので、エントツ(5.9)とか楽しみである。→結局大雨で中止に。