使わない参考書を売り払って今に集中できるようになった話。
たくさんの参考書
私の職場のデスクにはたくさんの本があった。初期研修の時に買った救急の本、1ヶ月だけローテーションした科の本、同期がみんな持っているからといって購入した本、上司にもらった消化器外科の本。
たくさんの本が机の上で眠っていた
基本的私はミニマルな生活を目指したいのでipadを使用している
自由に好きなところで勉強したいので、できれば本として持ちたくはない
ただ、電子化していない書籍もあり、どうしても持っていないといけないと思っていた。
いつも読んでいる本は?
机の上、本棚の上にある本、実際最後に読んだのはいつなのだろう。特に救急や内科の本に関しては初期研修が終わり次第全く手がついていない
自分の科以外で、困ったことがあれば、別の科の同期、先輩、後輩、なんなら研修医に聞く、そうでなければgoogleで検索で十分に事足りていたのだ。
本当ならば他科のことも研鑽すべきなのだろうが、今から私が脳梗塞の勉強を本格的にすることは決してない。抗菌薬の話などであればまだしも・・・。
今読まない本は手放すことにした
今読んでいない本は今不要な本なのだ。かつて一生懸命しようしていた本も、今は使用していないということは使用しないのだ。
そして多分今後も使用しない。
今すべきは手術と癌の勉強で、脳梗塞ではない。全般的な話だとは病棟管理だとかは困ることがあるかもしれないが、電子書籍に入っている分で十分に事足りるだろう。
半分以上メルカリに出すか、廃棄した。先輩にもらった参考書も、非常にもうしわけない気持ちもあるが、古い本であり、最新の新しい知見の加わった本はもういくらでもある。なにも気にする必要はないだろう
やるべきことへの集中
やはり外科として勤務する以上、自分の手術はもちろんだが、病棟管理、抗菌薬、簡単な処置や怪我などは必ずついて回ってくる。
そうしたサブのことへ力をまわせるようになってきた。
一冊一冊残った本のエッセンスを一つ残らず吸収すること
人生は少ない、自分の時間も無限にあるわけではない。集中して取り組んでいこう。そう思った。