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お片付けと金星の関係性について

自分の身の回りにあるものって、どんなものでしょうか。

家にあるものって、自分で選んだものが集まっている状態。
どのように選んだものか、意識してみたことありますか。

とりあえず、これでいいか。
○○のどこどこの人が良いと言っていたから。
これがあれば、見栄え良くなるかも。
これがあると便利かな。
お得だから、いいよね。
これは、持っているのが普通だよね。

思考であれこれ考えて、集めたものは、
身体の反応を無視していることがあります。
物を選ぶときの身体の反応とは、
手にしたとき、触れたときに、

・ワクワクするかどうか。
・安心するか。
・しっくりくるか。

これは、金星のエネルギーでもあります。
その感覚は、肉体があってこそ知ることができます。
なので、片付けをするとき、
実際に触れてみて、自分がどのように感じるかが必要で、
近藤麻理恵さんが、一つ一つ触れてワクワクするものを選んでください。
と言っていたことが、そういうことかと腑に落ちたとき、
初めて納得した感じでした。
お片付けを続けることを通して、
自分の中の金星の感度が高まっていくということなんだと。

金星は牡牛座と天秤座の支配星です。
牡牛座は、物を所有することを通して体験することが喜び。
所有するとは、その物に対して触れることでもあります。
(手で触れなくとも、目で見るという行為の中にも触れるという感覚は同居しています。)
触れたときに感じること。そこが大事なのだと思います。
「とりあえず」「~ねばならない。」「○○のほうがいい」
というのがあれば、極力手放していく方が、スッキリするでしょう。
選ぶときの決め手は、人それぞれの感覚によるものなので、
十人十色で良いのです。
堂々と私はこれが好き。それによって集まったもので暮らすこと。
暮しは日常。習慣です。
モノ選びが、その人の日常=習慣、無意識へと浸透していきます。
なので、とりあえずこれでいいかで選ぶモノ。
安いからこれでいいか。ということは、
自分自身が、とりあえず的な、安いからいいという価値に、
無意識に肉付けされているようなことになります。
(ちなみに、安価でも、そこに自分の心地よいテイストを加えて使うということもできます。そうやって値段と関係ない世界で物を選ぶ人もいます。高級な物と安価な物を織り交ぜて。)
ゆくゆくは、自分を大事にすることにも繋がります。
選択の自由の中で、何を選んでも良いのですが、
情報に一喜一憂しながらも、物との付き合い方と向き合うことで、
自ずと自分自身の内面に光を当てることになります。

たくさんのモノを持っていても、1つ1つのモノの所在が明確で、すべてが自分の内面と一致している場合もあります。
逆に少なくして、軽やかにいるほうがしっくりくる人もいるでしょう。
物の多い少ないには正解はなく、
モノとそれを所有する人との関係性での一体感が大事であることを念頭に、
片付けをしてみるのはいかがでしょうか。
それを続けていくことで、自分の軸=価値観がはっきりとして、
決断力も早くなっていくでしょうし、
独自の美意識が立ち上がっていくのだと思います。

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