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今年のおすすめ作品3選

今年は近年で一番書いた年なのでは?と個人的に思っている大晦日です。なので、この記事では今年書いた作品のおすすめをご紹介をしていきたいと思います。あくまで自薦なので、どの作品も絶大な評価は得ていない短編ですが、お付き合いいただける方はどうぞよろしくお願いします。

1.shape of 

カクヨム 

エブリスタ 

サッカーを通して描かれる交通事故に遭い、下半身不随になってしまった兄と、それを支える弟の絆の物語。
これは兄弟で別の色をモチーフにして文章表現をしているというこだわりもあるのですが、ぜひストーリーにも注目していただきたいです。読み進めるうちに、おお!と思ってもらえるような展開を用意しているつもりです。


2.refrain

カクヨム 

エブリスタ 

SNSで知り合った顔も知らない女性に憧れる恋愛未満の青春物語。
こちらは超純文学志向の作品です。雨の静けさと雨粒の透き通る美しさにのせて、女性自身や彼女の言葉に惹かれていく少年の心情を描いています。恋焦がれる気持ちと静かに湧き上がっていく熱情が伝わっているといいのですが……。そして、この作品は若干ノンフィクションな要素もありまして、私がある方に寄せている想いを下書きに書いています。SNSで交流のあった人がある日突然、アカウントを消していて、悲しくなったことってありませんか?そういう脆い関係性と、消えてしまわないでほしいという想いが込められています。あわよくば、SNSから存在を消してしまいたいと思っている方が救われて、消すのを思いとどまってくれたら本望ですね。


3.星の送り人

カクヨム  

エブリスタ 

森深い辺境の村で、五年に一度、流星群の日に行われる儀式にまつわる異世界ファンタジー。
私にとって初の本格ファンタジー。この作品が一番明確なメッセージをのせて書けたものではないかと思います。何かを願うことは心に希望を与えるためには大切なものですが、ずっと持ち続けていることはできません。叶えば手放され、叶わなくてもそれを断ち切ってまた別の願いを携えて生きていかなければなりません。そんな想いが込められた、静かなファンタジーとなっております。



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以上、私が選んだ今年の作品3選です。興味が湧いたものがあれば、よかったら記事を覗いてみて下さい。あわよくば、反応を頂けたらものすごく喜びます(笑)

最後に、今年は作品を多く書けてとても有意義な一年になりました。来年もできれば多くの作品を書けるように努力していきたいと思います。よろしければ来年もどうぞよろしくおねがい致します。

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