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6歳に学ぶ多面的な思考

「相手からの厚意に、なぜか違和感を覚える…」そんな心の葛藤を描いた短編漫画(ZINE)を制作しています。
この一部を読んだ我が子の視点が興味深いものでした。

🔽漫画の詳細(試し読み)はこちら

問題のページ

登場するのは ねむい恐竜とヘビ

これを見て我が子がポツリ。

「なんでねむい恐竜は”いらない”っていうの?ヘビがかわいそう」

相手からしてもらったことが全て嬉しいとは限らないんだよ、欲しいものじゃなかったの。でも"いらない"って言ったら相手が悲しむと思って、ねむい恐竜は言えないんだよ。苦しいの。」

「なんで嬉しくないの?ヘビがかわいそう…」

理解してもらうのはまだ早かったか…。
少しチクリとした気持ち。とはいえ6歳。これもひとつの感想として受け取ることにしました。


翌日

ねむい恐竜「いらないっていってごめんね」
ヘビ「いいよ」


まさかのアンサーイラストが届きました。

我が子はよくイラストをプレゼントしてくれます。
もしかしたらそんな自分とヘビを重ね合わせたのかもしれません。

そちらの視点で考えれば、ヘビは相手に喜んでもらいたいだけ。

純粋でまっすぐな我が子の感想はハッと考えさせられるものでした。誰かに頼まれたわけでもなくこれを描いていたところを見ると、幼心にも残る印象深い内容だったのかもしれません。


「完成したら見せてね」

この漫画は大人向けを想定していたため、子供に興味を持たれるなんて思ってもみませんでした。これからもっと成長し様々な経験をしたら、また違う感想をくれたりするのかな。

立場や環境、メンタルの状況なんかできっと捉え方が変わるもの。色んな視点で味わって欲しい。そんな日が来るのも楽しみになりました。

こんな身近に、小さなファンがいることも嬉しい誤算です。


完成したら期間限定で無料公開したいと思っています。お楽しみに!


過去のZINE

完璧主義や頑張り屋さん、人に頼ることや弱いところを見せるのが苦手な方、人と比較して物事にネガティブになりがちな方々に向けた内容です。

苦しいときにこそ読み返したくなる、お守りのような作品を作っています。ぜひご覧ください。

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