見出し画像

0003_痴漢冤罪対策バイブル by note_話せばわかる

【痴漢冤罪事件でありがちなケース・情景】
「この人、痴漢です!」
あなたは痴漢にまちがわれ、2、3人の男性があなたの肩をつかみかかりました。
あなたと女性のまわりに、人だかりができます。
騒ぎを聞きつけたのか、駅係員がやってきました。
「ここではほかのお客さんの迷惑になるので、駅事務室に行って話しましょうか」
あなたがうなづくと、やっと、つかまれていた肩から、2、3の手が離れました。
スーツはしわくちゃ、ワイシャツはズボンからはみ出たまま、まるでケンカにまきこまれたような風体のあなたです。
駅事務室に入ると、事務机と椅子が置いてあります。
出入口近くの椅子に座ろうとすると、
「あなたはここに座って」
と、一番奥の椅子に座らされました。
女性は、あなたから離れたところ、入り口付近に座るよう促されます。
女性は下を向き、決して、あなたの方を向きません。
話し合いどころではありません。
あなたは、女性に向かって、
「僕は触ってませんよ。茶髪の若い男性の手が後ろから伸びてたんだけど、そいつじゃないかな?」
うつむく女性に聞こえるよう大きな声で言うと、つい口調がきつくなってしまいました。
あなたから見えるのは、女性の丸まった背中だけです。
女性の顔すら、はっきりとわかりません。
ほどなく警察官がきました。
警察官の口調は穏やかです。
女性は、警察官にエスコートされて駅事務室から出ていきました。
警察官が戻ってきました。
警察官の表情は、さきほどとは明らかに違います。
あなたが話をしようとしても、警察官は有無を言わせず、あなたを交番に連れていきます。
そして、あなたは、パトカーで警察署に連行されます・・・。

【疑問・質問・不安】
私は”痴漢をしていない話を聞いてもらう”ために、駅員について行きました。
駅事務室で、駅員が双方の話を聞いてくれると思ったのです。
でも、どうも、思っていたのと違うのです・・・。

<弁護士畑中鐵丸の助言・アドバイス・御指南>

ここから先は

295字

¥ 1,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?