0019_痴漢冤罪対策バイブル by note_タイホ・たいほ・逮捕って・・・ その3
【痴漢冤罪事件でありがちなケース・情景】
満員電車から降りたとたん、若い女性が、あなたの袖をつかんで
「この人、痴漢です」
と周りに言い、あなたは痴漢にまちがわれました。
あれよあれよという間に、私服警察官と思われる二人組の男性がやってきて、あなたは駅の外に連れ出され、やってきたパトカーに乗せられ警察署へ連行されました。
パトカーに乗る前、あなたが
「私は痴漢なんかしていません。これって、どういうことですか?」
と言うと、
「あなたは逮捕されました」
と、言われました。
「私はやってない」
と言っても、
「警察署で話してください」
という言葉しか返ってきません。
警察署に着いたら、裏口から、小さな部屋に連れていかれました。
“取り調べ”なるものがはじまりました。
「被疑事実」
「弁護人依頼権」・・・
警察官が言う言葉に理解が追いつきません。
私は混乱し、不安感からか、動悸がとまりません。
「すぐに出たい・・・」
とつぶやくと、年配の警察官は
「供述調書に署名をしたら、出られるんじゃないですか」
と穏やかに言い、若い方の警察官が供述調書を読み上げますが、その内容は、私が出来心で痴漢をしたようにしか聞こえません・・・
【疑問・質問・不安】
痴漢など絶対にしていないのに、痴漢をした、と言って、出してもらったほうが楽になれそうな気がします・・・
<弁護士畑中鐵丸の助言・アドバイス・御指南>
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