0023_痴漢冤罪対策バイブル by note_弁護士を呼ぶタイミング?!その2
【痴漢冤罪事件でありがちなケース・情景】
あなたは通勤途上に、駅で痴漢にまちがわれました。
あれよあれよという間に、あなたはパトカーで警察署に連行され、取り調べが始まりました。
警察官はあなたに質問を投げかけますが、その質問は
゛あなたが痴漢であること゛
が前提となっています。
あなたは、
「そもそも質問自体がおかしいのではないか」
と困惑し、言葉に詰まってしまいます。
でも、答えなければ、何か隠しているのではないかと、よけいに勘繰られそうです。
そこで、事情をきちんと説明しようとするのですが、
「そんなことは聞いていません」
と、にべもなく言葉を遮られ、別の質問を投げかけられます。
警察官の質問とあなたの答えはかみ合わず、ずれていく一方です。
気づけば、警察官の質問は最初に戻っており、あなたは、最初に質問されたときには答えられなかったことを、今、答えざるを得ないような、そんな流れの中にいるのです。
このまま話がすすむと、あなたは
「痴漢決定」
となるような気がしてなりません。
「あの・・・当番弁護士を呼んでもらえないでしょうか・・・」
筆記をしていた警察官が部屋を出ていき、そして戻ってきました。
「では、取り調べを再開しましょうか」
当番弁護士を本当に呼んでもらえたかどうか、聞くタイミングもなく、あなたへの取り調べが再開されました。
【疑問・質問・不安】
弁護士さんは来てくれるのでしょうか?
来るとしたら、いつ来るのでしょう?
このままでは、弁護士さんが来るまでに取り調べが終わってしまいそうです。
<弁護士畑中鐵丸の助言・アドバイス・御指南>
ここから先は
467字
¥ 1,000
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?