0016_痴漢冤罪対策バイブル by note_忘れたころにやってくる その3
【痴漢冤罪事件でありがちなケース・情景】
満員電車から降りたあなたは、
「あなた、痴漢したでしょ」
と、声をかけられました。
どうやら痴漢にまちがわれたようです。
あなたは否定しましたが、声をかけた初老の女性と、その隣にいる被害にあったであろう涙目の女性は、あなたを痴漢だと決めつけ、押し問答が続きます。
あなたが何をどう説明しても、2人には信じてもらえません。
通り過ぎようとした男性が女性たちに加勢しました。
「あなた、今すぐ、駅員室に行きなさいって!」
「いやいや、私は本当に何もしていないですって! 大事な商談の前に、なんで痴漢なんかしなきゃならないんですか! 私は、急いでいるんです。行かなきゃならないんです。とにかく、もう、行きますから!」
とうとう、あなたは言い放ち、小走りに駆け出しました。
「あなた、逃げるつもりですか!」
後ろで声が追いかけてきましたが、あなたは走り続け、なんとか改札を出ることができました。
無事に商談に間に合い、一日の仕事も終えました。
夜、痴漢にまちがわれた駅の改札をとおるとき、あなたの脳裏に朝のできごとがよみがえってきました。
明日の通勤を考えると、不安になってきました・・・。
【疑問・質問・不安】
明日も、いつもどおり通勤していいものなのでしょうか?
そのまま放置しておいても、大丈夫なのでしょうか?
忘れたころに、いきなり警察がやってきて、逮捕されたり、ということはないでしょうか?
いつまで、この不安な気持ちが続くのでしょうか・・・。
<弁護士畑中鐵丸の助言・アドバイス・御指南>
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