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0015_痴漢冤罪対策バイブル by note_忘れたころにやってくる その2

【痴漢冤罪事件でありがちなケース・情景】
満員電車から降りたあなたは、痴漢にまちがわれました。
見知らぬ男性にジャケットの裾をつかまれ、
「あなた、痴漢したでしょ」
と言われたのです。
男性の隣には、涙目になった女性が肩をすぼめて立っています。
あなたは
「私は何もしてません」
と否定しましたが、男性に
「駅員室に行きなさい」
と、言われる始末です。
「私は何もしていませんから」
「あなた、何言ってんですか!」
「いやいや、本当に何もしていないって! 私は急いでるんです。行かなきゃならないんです」
「あなた、逃げるつもりですか!」
押し問答が続きます。
皆、あなたを白い目を向けて通り過ぎていきます。
なかには蔑むような目で見る男子高校生もいます。
「逃げるも何も、何もしていませんって! 大事な商談の前に、なんで私が痴漢なんかしなきゃならないんですか! もう、行きますから!」
あなたは憤然と言い放ち、小走りに駆け出しました。
後ろで声が聞こえましたが、あなたは走り続け、タイミングをあわせてホーム向かいの電車に飛び乗りました。
「こんなに注意してるのに。なんでこんなことになるんだ」
あなたの怒りは、なかなかおさまりませんでした。
ところが、同僚に今朝のできごとを話すうちに、あなたは、不安に感じ始め、仕事が手につかなくなりました・・・。

【疑問・質問・不安】
このまま放置しても何も問題ないだろう、と思っていたのですが。
同僚から話を聞いたり、ネットで調べたりするうちに心配になってきました。
いつか警察がやってきて逮捕、なんてことは・・・ないですよね?

<弁護士畑中鐵丸の助言・アドバイス・御指南>

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