第4回ぬくぬくカップレポ #12 天鳳
第4回ぬくぬくカップも(pick'emを除いて)残り4競技。
12競技目は麻雀で勝負。
今回も自分目線でお届けします。
参加者7名予定のところ1名が来ず結局6名に。
見事に予選は三麻、決勝は四麻というきれいな分かれ方にはなったが、事前のアンケートは全く意味なかったとさ。
というわけで組み合わせ抽選へ。
「すとっぷ」
ぬくぬく「はいーーー」
恐らく第4回ぬくぬくカップ史上最速のストップ。
抽選開始から1秒足らずで抽選終了。
ぬくぬく「逆に好き」
予選はA卓とB卓同時進行。
ところがぬくぬくさんが両方を放送画面に載せようとした結果、左右ともB卓が映る放送事故。
ぬくぬく「家電量販店みたいになってるけど」
ちなみに同時進行で2卓とも放送画面に映ってるゆえ、ぬくぬくさんも「見るところが多い」と訴えてるので、これまでは放送画面のスクショを使用してきましたが、今回は普通に牌譜のスクショを使って書いていきます。
予選A卓 星影キノコ vs ぎゃら vs 近所のリヴァー
1回戦は起家にぎゃら、南家にキノコさん、西家にリヴァーさんの並びでスタート。
東1局、ぎゃらの親番、ドラ2p。
キノコさんが3巡目に赤5sを引き入れて、いきなり南・ドラ5のダマテン。
2pと南のシャンポン待ちだが、南でしか和了れない。
そして次巡にぎゃらから南が出る。
いやぁこの巡目にこんなダマテン入れられたら回避不可能ですわぁ…
東2局、キノコさんの親番、ドラ9p。
親のキノコさんから三面待ちの先制リーチ。
その直後に北ドラを抜いたリヴァーさんが嶺上牌から当たり牌の8pをツモる。
面子手としても対子手としても一向聴だったリヴァーさんだが、ここは現物の1pを切って放銃回避。
面子手には戻れないが七対子の一向聴キープ。
その後、通っていない8sをツモり、白の対子落としで回ったリヴァーさんが七対子テンパイ。
テンパったならばと8sを勝負し、見事キノコさんの当たり牌である8pで待ってそのままツモ和了。
一度対子落とし入ってるのに、そのまま七対子和了るのはお見事です。
東3局、リヴァーさんの親番、ドラ3s。
親のリヴァーさんは配牌が九種九牌で流局することも可能だったが、ここは役満賞を狙ったのか、国士無双へ向かう。
恐るべしリヴァーさんのツモ力。
ここまで一九字牌しか引いてない。
しかしそこへぎゃらから東と中のシャンポン待ちの先制リーチがかかる。
2巡後にキノコさんから中が出る。
東1局のお返しにとこの中を捕らえる。
そしてA卓1回戦は南入。
なおこの時点でB卓はまだ東2局。
この卓の進行の速さが窺える。
南1局、ぎゃらの親番、ドラ發。
キノコさんが中のポンをし、2p2sのシャンポン待ちでテンパイを入れるなか、リヴァーさんからリーチ。
山に4枚残っていた25pを見事ツモりあげた。
南2局、キノコさんの親番、ドラ6s。
わずか3巡目で親のキノコさんがリーチ。
巡目が早いとはいえ、この14s待ちはなんと山に5枚残り。
余裕でツモり、裏ドラも乗せて6000オール!
南2局1本場、キノコさんが連荘、ドラ西。
リヴァーさんが3巡目に369s待ちの役なしテンパイ。
ぎゃらから9sが出たところでツモ切りリーチへ。
しかし直後にぎゃらに一気通貫確定のテンパイが入り、3sを切ってリーチ。
この3sをリヴァーさんが一発で捕らえ満貫に!
南3局、リヴァーさんの親番、ドラ6s。
初戦は絶対にトップを取りたいと思ってたんですが、ここで役満ツモでもトップに900点届かない2着にしかならない点差でオーラスを迎えたのはちょっと気持ち悪かったですね…
(この時の私のトップ条件はキノコさんからリーチ棒が出た上での役満ツモ。この時の私は流れを作りたくてトップにこだわってたんです)
ぎゃらの手に索子が寄ってくる。
前回大会では予選の同じく三麻で、ドラ色だった索子のメンホン一気通貫にドラをいっぱい乗せて数え役満を和了っているぎゃら、今回はどうか。
ドラ表示牌の5s待ちでのメンホン七対子テンパイ!
一方で筒子に染めているキノコさんが3sを1枚切ったところでぎゃらも3sをツモ。
キノコさんが筒子に染めてるっぽいのと、直前に3sがキノコさんが出ているので、ここで3s待ちに変えれば和了りやすくなるかなー、でも赤5s切ると目立っちゃうよなー、といろいろ考えましたがここは3s待ちにしました。
直後、さらに筒子を引いてきたキノコさんが3sをリリース、ラス落ちはなかったものの、ラス目のぎゃらへ倍満放銃!
三麻とはいえ、リャンペーコーというレア役にさらにチャンタとメンホンまでつけるという超レアな和了が出来たので、着順は上がりませんでしたが正直満足しました。
2回戦は起家にリヴァーさん、南家にぎゃら、西家にキノコさんの並びでスタート。
東1局、リヴァーさんの親番、ドラ2s。
キノコさんが發ポンでホンイツへ向かう。
中もポンして一向聴。
8pカンまでして積極的に前へ出たキノコさんだったが、これで他2人の警戒心を強めたのか、キノコさんの1人テンパイで流局。
東2局、ぎゃらの親番、ドラ1m。
配牌が八種九牌だったキノコさんが立て続けにポンをし、対対和・混老頭・南・白・ドラ4、發で和了れば高目三倍満のテンパイ。
しかしここはリヴァーさんが役なしテンパイをツモって、キノコさんの大物手をつぶす。
ちなみにキノコさんの和了牌の1sと發はなんと全部山に残ってました。
東3局、キノコさんの親番、ドラ9s。
ぎゃらが高目一気通貫の147p待ちで先制リーチ。
索子が押し寄せるキノコさんから、安目の4pが押し出される。
南1局、リヴァーさんの親番、ドラ東。
先制リーチはキノコさん、8p4sのシャンポン待ちのリーチのみ。
ぎゃらも回り打ちをしながらテンパイ。
5p8sのシャンポン待ちで追っかけリーチ!
キノコさんが8sを掴み、このリーチ対決を制したのはぎゃら!
南2局、ぎゃらの親番、ドラ2p。
ぎゃらが9pポンで役なしテンパイ。
ドラの2pをさらに引いてきたところで1m対子落としでホンイツへ。
そして147pの三面待ちを索子染めのキノコさんからロン。
キノコさんはぎゃらへ痛恨の3連続放銃。
南2局1本場、ぎゃらが連荘、ドラ西。
先にリヴァーさんが平和・ドラ1のダマテン。
その後ぎゃらとキノコさんが次々と仕掛けを入れるが、リヴァーさんが特に危険な牌を引くこともなく、そのままツモ和了。
南3局、キノコさんの親番、ドラ5p。
配牌で中が暗刻だったリヴァーさんがオタ風の西をポン。
さらに3sポンで2s単騎待ちテンパイ。
これにぎゃらが放銃するも、着順は変わらず2回戦終了。
3回戦は起家にリヴァーさん、南家にキノコさん、西家にぎゃらの並びでスタート。
東1局、リヴァーさんの親番、ドラ8s。
キノコさんが2sポンでタンヤオ狙いか。
イーペーコーのダマテンを入れていたリヴァーさんがドラの8sを引き入れたところで、5sをスライドして親リーチ。
なんと高目の發をツモって6000オール!
東1局1本場、リヴァーさんが連荘、ドラ6s。
キノコさんが積極的にカンをし、ドラを増やす作戦へ。
しかしその後はなかなか筒子を引けず、ぎゃらの1人テンパイで流局。
東2局2本場、キノコさんの親番、ドラ北。
リヴァーさんが58s待ちのテンパイを入れるなか、ぎゃらも6p8p待ちの跳満テンパイ。
しかしぎゃらが8sを掴んでしまい、リヴァーさんの和了となる。
東3局、ぎゃらの親番、ドラ8s。
キノコさんが58s待ちでリーチ。
そこへリヴァーさんも569pの変則三面待ちで追いつく。
しかしキノコさんが赤5sをツモって倍満和了!
南1局、リヴァーさんの親番、ドラ5s。
早々に發の裸単騎テンパイを入れていたキノコさんだったが、リヴァーさんがその發を吸収し七対子テンパイ。
ぎゃらの1人ノーテンで流局。
南1局1本場、リヴァーさんが連荘、ドラ4s。
中ポンで9m2p待ちのぎゃらに対し、索子に染めていたキノコさんが2p放銃。
南2局、キノコさんの親番、ドラ7s。
リヴァーさんがイーペーコー・ドラ3の満貫のダマテン。
さらにぎゃらがイーペーコー・ドラ1のダマテンで追いつく。
キノコさんが掴んだのは、高いほうへのロン牌の6sだった。
南3局、ぎゃらの親番、ドラ9p。
キノコさんが決勝へ進出するための条件は、役満ツモもしくはぎゃらからの役満直撃。
しかしそんなキノコさんを尻目に、リヴァーさんが8s待ちのイーペーコーのダマテン。
キノコさん、8sが浮いているが大丈夫か。
ところがリヴァーさんの待ちが6p9s役なし→58p待ち平和とコロコロ変わる。
最後はキノコさんが5pでリヴァーさんへ放銃しA卓終了。
決勝進出はリヴァーさんとぎゃら。
ところでA卓が全て終了した時点でB卓はまだ2回戦の南2局。
曰くA卓速すぎ、らしい。
予選B卓 AQURA vs このみ(兄) vs ET
1回戦は起家にAQURAさん、南家にETさん、西家に兄さんの並びでスタート。
東1局、AQURAさんの親番、ドラ7s。
1局目からいきなり2軒リーチ。
枚数の少ないETさんがリーチ対決を制した。
さらに裏裏で満貫に!
東2局、ETさんの親番、ドラ1s。
先ほど放銃したAQURAさんが47s待ちの平和テンパイ。
親のETさんが白と發をポンしているが、大三元の可能性はないのでここはリーチを選択。
これを自らツモりあげる。
安い手ではあるが先ほどの失点を少々取り返す。
東3局、兄さんの親番、ドラ1s。
11巡目に親の兄さんが跳満のリーチ。
しかしここは兄さんの1人テンパイで流局。
東3局1本場は兄さんの九種九牌で流局。
東3局2本場、兄さんが連荘、ドラ9m。
全員が副露する展開だが、親の兄さんが458pの変則三面待ちでチンイツテンパイ。
ここで兄さんが3pを暗カン。
待ちは58pに減ったものの、新ドラがなんと2枚乗り、北ドラなしで倍満のテンパイに。
子2人はどちらも索子染めで筒子は止まりそうに無かったが、放銃したのはETさん。
親への倍満放銃で24000点の痛すぎる失点。
兄さんが連荘を続け、東3局3本場、ドラ4s。
兄さんが赤5sを引き入れ、6p7s待ちの一気通貫ダマテン。
途中、ETさんからリーチがかかるも兄さんが親の跳満ツモで1人トップを独走!
東3局4本場、兄さんが連荘、ドラ1s。
AQURAさんが兄さんの連荘を止めようと、自風の南ポンで8p6s待ちテンパイ。
そして親の兄さんに北待ちの七対子テンパイが入るも、打ち出された8pはAQURAさんの当たり牌。
南1局、AQURAさんの親番、ドラ1s。
痛い失点をしたETさんが36s待ちでリーチ。
北ドラを抜いたら嶺上牌に6sがいた!
この倍満ツモで親番を迎えるが、ETさんは点棒を回復することが出来るか。
南2局、ETさんの親番、ドラ1p。
余裕のトップの兄さんがまだまだ点棒を増やそうと先制リーチ。
そしてそのままツモってオーラスへ。
南3局、兄さんの親番、ドラ1s。
69sの二面待ちだが、6sでしかロン和了出来ない片和了の形。
しかし他2人はツモが効かずにノーテン。
兄さんが大きなトップを獲って1回戦終了。
(画像は上から兄さん、ETさん、AQURAさん)
2回戦は起家にAQURA、南家に兄さん、西家にETさんの並びでスタート。
東1局、AQURAさんの親番、ドラ3s。
親のAQURAさんが積極的に副露するなか、兄さんが47p待ちリーチ。
親のAQURAさんも対対和のテンパイで追いつく。
そして不運にも、索子のホンイツ一向聴だったETさんが共通のロン牌である7pを掴んでしまいダブロン放銃!
苦しい立ち上がりとなった。
東1局1本場、AQURAさんが連荘、ドラ3s。
先ほどの失点を取り返すべく、ETさんが369s待ちでリーチ。
6sツモでAQURAさんの親番を流す。
東2局、兄さんの親番、ドラ2p。
AQURAさんが4sを切っていて17sのシャンポン待ちというリーチ。
ETさんも47s待ちで追っかけリーチをかけるが、兄さんの1人ノーテンで流局。
東3局1本場、ETさんの親番、ドラ4s。
AQURAさんが積極的に前へ出て、ホンイツ対対和テンパイ。
東を加カン、すると自らポンしていた1pが新ドラに!
そして見事な倍満ツモ!
南1局、AQURAさんの親番、ドラ7p。
親のAQURAさんから47p待ちの先制リーチがかかる。
見事にドラのほうをツモりあげ4000オール!
そしてこの和了をきっかけに、AQURAさんの連荘が続くことになる。
南1局1本場のAQURAさんのリーチは6s西のシャンポン待ち。
不運にも西がAQURAさんとモチモチだった兄さんから西が放たれた。
南1局2本場、今度はダマテンでETさんから満貫の出和了り!
南1局3本場、中をポンしてテンパイしていた兄さんがAQURAさんの和了牌の7pを掴んでしまい放銃。
これでAQURAさんは怒涛の5連続和了。
しかも安い和了を続けていたわけではなく、この5回の和了の平均収入は8960点というのだからすごい。
そして南1局4本場、兄さんがタンヤオのみのダマテンをAQURAさんから討ち取り、AQURAさんの親番がようやく終了。
南2局、兄さんの親番、ドラ7s。
AQURAさんの先制リーチに対して、もう持ち点が5000点もないETさんがメンチンの追っかけリーチ。
しかし決着はつかず流局。
これ、個人的にひとつ面白いなと思ったのは、お互いが「筒子の上のほうを固めて持った筒子の上のほう待ち」同士だったせいで、そもそも決着がつき辛かったんですね。
南3局、ETさんの親番、ドラ6p。
なんとしても連荘しなくてはならないETさんが3p待ちで先制リーチ。
しかしAQURAさんがイーペーコー・チャンタ確定の強烈なダマテンを入れる。
ETさんは山に1枚残っていた3pをツモれなかったどころか、AQURAさんのド高目の南を掴んでしまい、満貫の放銃でB卓2回戦終了。
中盤に5連続和了を決めたAQURAさんが90000点超えの大トップ。
ETさんはハコ下に沈んでのラスとなった。
(画像は上からAQURAさん、兄さん、ETさん)
3回戦は起家にAQURAさん、南家に兄さん、西家にETさんの並びでスタート。
なおこの時点でA卓は3回戦も既に終了しているが、やはりこうなったのは先ほどのAQURAさんの連荘があったからか。
東1局、AQURAさんの親番、ドラ東。
他家を寄せ付けない勢いでツモ和了、やはりここでも連荘する!
東1局1本場、AQURAさんが連荘、ドラ3s。
親のAQURAさんからの先制リーチが入るなか、兄さんも平和・ドラ3のダマテンで対抗。
決勝進出のためにとにかく和了を重ねたいETさんも、他家の当たり牌を多数抱えつつも、当たらない牌を選んでリーチ宣言したものの、6sを掴んでしまい兄さんへ放銃。
東2局、兄さんの親番、ドラ東。
1巡目に中をポンしたAQURAさんに対し、兄さんはメンチン、ETさんはホンイツのそれぞれ一向聴までたどり着いたが、ツモが効かずAQURAさんの1人テンパイで流局。
東3局1本場、ETさんの親番、ドラ6p。
AQURAさんが36s待ちで先制リーチ。
この36sがなんと山に5枚残っている。
裏ドラも乗せて跳満ツモ!
南1局、AQURAさんの親番、ドラ發。
自風の東をポンしたAQURAさんが258p待ちを兄さんから捕らえて連荘。
南1局1本場、AQURAさんが連荘、ドラ7p。
三面待ちに先ほど放銃した兄さんが今度は三面待ちで先制リーチ。
こちらも裏ドラを乗せて跳満ツモに!
南2局、兄さんの親番、ドラ發。
他家が仕掛けを入れているなか、36p待ちのダマテンを入れた親の兄さん。
そして北ドラを抜いたら嶺上牌にいたのは3p!
親の跳満ツモは6000オールでトップ目に!
南2局1本場、兄さんが連荘、ドラ5p。
今回もダマテンの兄さん、AQURAさんから満貫ロンで一気にAQURAさんを突き放す。
南2局2本場、兄さんが連荘、ドラ5s。
中ポンの親の兄さんに対抗するようにAQURAさんが白ポンで47s待ちテンパイ。
なんとこの巡目にして山に5枚残っている。
4sをAQURAさんがツモって、予選B卓は最終局へ!
南3局、ETさんの親番、ドラ5s。
2回戦の中盤のAQURAさんのように連荘を続けたいETさんだが、無情にも兄さんに3s単騎待ちの七対子・ドラ3のダマテンが入る。
さらに自身で1枚抜いている北をツモり3sと入れ替える。
地獄待ちではあるが、掴んだ人は止まらないだろう。
ETさんが意地のメンチン親リーチを入れるが、直後にAQURAさんが北ドラを掴みこれを抜く。
当然、兄さんの和了となり、B卓もようやく全試合終了。
予選B卓からの決勝進出者は兄さんとAQURAさんに。
(画像は上から兄さん、AQURAさん、ETさん)
決勝 近所のリヴァー vs ぎゃら vs このみ(兄) vs AQURA
いよいよ迎えた決勝。
三麻も終わり、ここからは四麻での勝負となる。
1回戦は起家にリヴァーさん、南家にAQURAさん、西家に兄さん、北家にぎゃらの並びでスタート。
東1局、リヴァーさんの親番、ドラ3s。
AQURAさんが得意の仕掛けを入れるなか、親のリヴァーさんが一気通貫確定の2p待ちリーチ。
ぎゃらも追っかけリーチをかけるがリヴァーさんが2pツモ!
開局一番に6000オール炸裂!
東1局1本場、リヴァーさんの親番、ドラ4p。
AQURAさんが形式テンパイ、ぎゃらがドラ3のタンヤオテンパイで流局。
しかし驚くべきは、やはり親のリヴァーさんがツモり四暗刻一向聴まで来ていたことか…
東2局2本場、AQURAさんの親番、ドラ中。
ぎゃらが7m待ちの先制リーチ。
宣言牌の7pをリヴァーさんがチーして發の片和了りテンパイ。
安い手ながらもぎゃらが7mツモで加点。
東3局、兄さんの親番、ドラ3s。
リヴァーさんが食いタンの58s待ちテンパイを入れているところへAQURAさんが58p待ちリーチ。
だがここはリヴァーさんが5sツモでさらに加点。
東4局、ぎゃらの親番、ドラ5p。
AQURAさんが七対子の9m待ちリーチ。
私も678の三色への変化を狙ってダマテンにしていたんですが、3巡待っても変化しなかったのと、リーチに対して無スジのドラ切りは目立つかなと思い、5pのツモ切りリーチで追いかけました。
このリーチ合戦は親のぎゃらが勝利!
東4局1本場、ぎゃらが連荘、ドラ7s。
2巡目に兄さんが白ポン、それに続いて3巡目にAQURAさんが中ポン。
気になる發はぎゃらとAQURAさんでモチモチ。
AQURAさんと兄さんがテンパイ、リヴァーさんとぎゃらが一向聴のシーンで兄さんがション牌の東を掴んでここはオリ。
ところでリヴァーさんまた四暗刻一向聴なんですけど、もしかしてさっきから役満賞を狙っていらっしゃる…?
發だけじゃなく東までモチモチになるとか、嘘でしょ。
そしてリヴァーさんが4sポンで対対和テンパイ!
ぎゃらがリヴァーさんのロン牌の2mを掴むがこれは打たない。
しかしぎゃらが打ち出した5sを兄さんがポンしてテンパイ復活!
打ち出される2mはもちろんリヴァーさんへ放銃!
ちなみに3mが場に4枚見えていて2mがノーチャンスで安全そうに見えたんですが2mを打たなかった理由としましては、3m4枚含め萬子かこんなに場に見えているのに2mション牌?って感じだったので、シャンポン待ちを警戒して打ちませんでした。
でも兄さんと同じように、私も6s東發ポンできてテンパイしたら2m出ていったかもしれないです。
南1局、リヴァーさんの親番、ドラ3s。
リヴァーさんの親リーチに対し、兄さんに14s待ちのダマテンが入る。
そしてすぐにリヴァーさんが4sを掴んで放銃。
兄さんが追っかけリーチをしていれば一発だっただけにリヴァーさんにとっては助かったといった感じか。
南2局、AQURAさんの親番、ドラ6p。
ぎゃらが中待ちの七対子リーチ。
中を2枚持っていたリヴァーさんが放銃。
ぎゃらはここからリヴァーさんへじわじわと点数差を詰めたいところ。
南3局、兄さんの親番、ドラ7p。
AQURAさんがチンイツに見える食いタンテンパイ。
しかしそこへ親の兄さんがタンヤオ・七対子・ドラドラの満貫ダマテン。
直後、この2sがぎゃらから放たれる!
この12000点放銃はマジで予想してなかった…
南3局1本場、兄さんが連荘、ドラ北。
ぎゃらがテンパイを入れたところで、3副露のリヴァーさんへわずかながら放銃。
南4局、ぎゃらの親番、ドラ5m。
3着のぎゃらとはわずか1500点差のラス目のAQURAさんが白ポン。
親のぎゃらも連荘狙いで食いタンへ向かう。
AQURAさんは2mポンで4p切り。
どうやらホンイツへ向かって着順アップを狙うようだ。
最後はAQURAさんが狙い通りホンイツをツモって1回戦終了!
2回戦は起家にリヴァーさん、南家にぎゃら、西家にAQURAさん、北家に兄さんの並びでスタート。
東1局、リヴァーさんの親番、ドラ8m。
AQURAさんがチャンタに見える仕掛け。
そこへ兄さんが36s待ちテンパイをお得意のダマテンで構える。
チャンタ三色のテンパイを入れた親のリヴァーさんから3sが溢れ兄さんの和了。
東2局、ぎゃらの親番、ドラ北。
リヴァーさんがわずか3巡目に二面待ちリーチ。
この25sがなんと山に6枚残っている。
当然のようにツモってさらに裏裏!
東3局、AQURAさんの親番、ドラ東。
ここはリヴァーさんが食いタンで局を流す。
東4局、兄さんの親番、ドラ6s。
ぎゃらが發のみの1000点で局を進める。
南1局、リヴァーさんの親番、ドラ6p。
ぎゃらが25pの先制リーチ。
2pツモでトップ目に!
東2局、ぎゃらの親番、ドラ1p。
2人が仕掛けを入れるなか、親のぎゃらが58s待ちのリーチ。
しかしリヴァーさんが7m待ちテンパイをした瞬間にぎゃらが7mを掴む!
南3局、AQURAさんの親番、ドラ1s。
兄さんがドラ3の強烈なリーチ!
しかし親のAQURAさんもチンイツ赤の跳満へ向かっている!
見事な満貫ツモ!
南4局、兄さんの親番、ドラ4m。
ぎゃらがタンヤオのダマテンをリヴァーさんからロン。
トップ目の兄さんの持ち点が30000点未満の為、決勝2回戦は西入へ!
西1局、リヴァーさんの親番、ドラ3s。
和了ればトップのまま終われる兄さんが白ポン。
そして白をポンしてからさらに赤5pを引き入れ、大きな和了で自らトップを決めた!
3回戦は起家にリヴァーさん、南家に兄さん、西家にぎゃら、北家にAQURAさんの並びでスタート。
東1局、リヴァーさんの親番、ドラ7p。
親のリヴァーさんがドラ3で發の後付け狙いの2pポン。
しかしその隙に兄さんがまたしてもダマテンで36s待ちテンパイ。
このダマテンにリヴァーさんが放銃。
東2局、兄さんの親番、ドラ8m。
AQURAさんが満貫テンパイのなか、ぎゃらがタンピンリーチへ。
しかし9mを掴んでしまいAQURAさんへ満貫の放銃!
東3局、ぎゃらの親番、ドラ7p。
先に食いタンのポンを入れたのは親のぎゃらだったが、リヴァーさんが發ポン、2pポンのホンイツのテンパイで追いつく。
ぎゃらは痛すぎる2局連続満貫放銃!
ちなみに中を掴んだときに、これロンって言われる可能性あるけど、ポイント的に行くしかないよなー、この巡目で中が当たるとかそんなうまいことあるかなーと甘えていったら当たりました泣
普段の私だったらこの中は切らなかったはず…
東4局、AQURAさんの親番、ドラ1s。
リヴァーさんが中を暗刻にしてツモり三暗刻テンパイ。
これを兄さんからロン和了!
南1局、リヴァーさんの親番、ドラ7p。
AQURAさんが2pチーで食いタンテンパイしたところへリヴァーさんが9p地獄単騎待ちダマテン。
そしてリヴァーさんの待ちが369mに変化したところでまたしても兄さんが捕まる!
南1局1本場、リヴァーさんが連荘、ドラ3m。
兄さんがまたしてもリヴァーさんのダマテンに捕まり、リヴァーさんが4連続和了!
南1局2本場、リヴァーさんが連荘、ドラ2p。
リヴァーさんへの3連続放銃の失点を取り返したい兄さんが3巡目に先制リーチ、そしてそのまま一発ツモ!
南2局、兄さんの親番、ドラ3p。
AQURAさんが高目跳満の強烈なリーチ!
リヴァーさんから安目の1sをロン。
裏ドラが1枚乗って跳満直撃!
南3局、ぎゃらの親番、ドラ6m。
ぎゃらはとにかく連荘をしなければ表彰台から落ちることになるが、そこへリヴァーさんが三面待ちリーチ。
ロンと言われることは覚悟しているが、とにかく前へ進むしかないぎゃらが3sを切る!
もちろんこれはリヴァーさんのロンだ!
南4局、AQURAさんの親番、ドラ7p。
泣いても笑ってもこれが最終局。
AQURAさんが西ポン南ポンと、終わらせにいこうという感じか。
ちなみにこの記事自体自分目線で書いているので、この時点での自分の条件だけを整理しておくと、2回戦終了時点で自身は総合3位、しかし総合4位と現在トップラスなのでこのままこの半荘が終われば余裕の総合4位。
・AQURAさんへ三倍満直撃→総合3位
・AQURAさんへ役満直撃→総合3位
・リヴァーさんへ役満直撃→総合2位
・兄さんへ役満直撃→総合2位
・自身の役満ツモ→総合3位
・自身のダブル役満ツモ→総合1位
しかしどうも役満になりそうな手牌でもなかったので、手なりで進行して、せめてこの半荘内の着順アップを狙って追っかけリーチ。
半荘内3位と4位のリーチ対決だ!
ちなみに私の着順アップ条件は倍満ツモもしくは兄さんへ満貫直撃。
勝負は終盤までもつれ込む。
途中、AQURAさんから4pが出たが意味がないので見逃し。
最後はぎゃらがドラの7pをツモって全試合終了!
3位とはわずか500点差で着順アップは出来ませんでしたが、最後に気持ちいい和了が出来たのでまあいいでしょう。
最終結果は以下の通り。
1位 近所のリヴァー
2位 このみ(兄)
3位 AQURA
4位 ぎゃら
5位 星影キノコ
6位 ET
優勝は近所のリヴァーさんです!
おめでとうございます!
では最後に。
いやー悔しいです。
麻雀は自信があったので表彰台に絶対乗りたかったんですけど、決勝で見事に運のNASAを発揮しましたね…
もし第5回ぬくぬくカップがあればリベンジしたいと思います。
それでは。
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