税理士試験受験者向けガイダンス
先日、社内向けに税理士試験を受験した方向けのガイダンスが行われました。専門学校の先生をガイダンスの講師としてお招きし、様々なお話をいただきました。
当日の様子や参加者の感想などをご紹介します！
これからの学習方法がわかるガイダンス
今回のガイダンスでは、「試験傾向と対策」「合格者の学習方法」「9月からの最適プラン」という3つのテーマでお話をいただきました。
試験傾向と対策
最近の試験では、会計科目（簿記論と財務諸表論）の合格率が高く、税法科目の中では固定資産税の合格率が上がってきているということでした。
将来の業務内容や対象とするお客様がまだ決まっていない方は、まずは合格率の高い科目から挑戦するのも一つの方法かもしれません。
またボリュームが少ない科目は合格しやすいわけではなく、合格ボーダーラインが高めだということも分かりました。
科目の選び方も合格のためにはとても重要になってくる要素です。
その他理論問題の出題パターンや特徴、計算問題の対策なども教えていただきました。効率よく学んでいきたいところですね。
合格者の学習方法
社会人の1週間のスケジュールや自習時間を基に、効率的な学習方法についてお話しいただきました。目標設定の仕方、時間の作り方、スケジュールの立て方など、学生時代に比べて時間が限られる社会人にとって非常に有益な情報でした。
時間の作り方というところで、合格している方は朝の時間を使って勉強している人が多いということも教えていただきました。「早起きは三文の徳」という言葉があるように、朝の時間を有効活用することが合格への近道なのかもしれません。
9月からの最適プラン
来年の税理士試験に向けて、どのように勉強を進めるべきか、最適な勉強方法についてお話しいただきました。通学講座や通信講座のメリット・デメリットや科目の選び方などを丁寧に教えていただきました。
次の試験まであと1年、自分に合った学習プランを見つけたいですね。
参加者インタビュー
2024年入社 Tさんにインタビュー
■ 2024年4月に育成社員として入社
■ 社会福祉法人部所属
■ 現在は月次の入力をメインに業務を行っている
辻・本郷 税理士法人への入社理由は？
大学3年生の時から始めたアルバイトで税理士と話すことが多く、税理士という仕事に興味を持ちました。いろんな方と話していく中で、辻・本郷が業界の中で大きい法人で、様々なことをやっていると知り、ここで働けば様々なことが学べるのではないかと思ったのがきっかけです。
今年の税理士試験は…
今年の税理士試験は簿記論を受験しました。自信はありません！(笑)
ちゃんと勉強はしていたのですが、今回は実際の試験や会場の雰囲気を知りたくてお試しみたいな気持ちで受験しました。
来年に向けての下準備も兼ねられるなと思って。
来年は2科目受験を予定していますが、科目はまだ悩んでいます。
簿記論と財務諸表論にするか、簿記論と消費税か法人税にしようか、どちらかにするつもりです。
ガイダンスで印象に残った話
今回、対面で話を聞くのが初めてだったので、講師の方の雰囲気を知ることができたのがとても良かったです。自分でテキストやノートを見て学習するよりも、人の話を聞いた方が頭にすんなり入ってくるなと感じました。
今回の講師の方の話を聞いて、朝の時間や通勤時間などでいかに勉強しなければいけないかというのと、講師の方にたくさん教えてもらおうと思いました。話を聞いていて、自分一人では厳しいのかなと感じたので、専門学校に通おうと思います。
これからの受験に向けて
メンターの方から「1回で合格しようという気持ちも大事だが、一喜一憂せず数年かけて合格しようという気持ちも大事だ」ということを教わりました。そういった心構えを持ちつつも、毎回必ず合格するぞという気持ちで勉強に励みたいと思います。
気持ちのコントロールを心掛けて勉強し、来年の税理士試験は絶対合格します！
辻・本郷の自主研修とは
今回のガイダンスは自主研修の一環として行われました。
自主研修とは、自らが必要とする知識習得のための勉強会を、社員自身が企画・提案し、開催する研修のことです。
今までの自主研修の例だと、「M&Aの基礎」「保険と税務」「事業承継」などが挙げられます。業務に必要な知識やこれから必要となりそうなことを学ぶ機会が多数あるのは辻・本郷の一つの特徴です。
今回のガイダンスのように、税理士試験の受験者を応援するようなものも開催されるので、一人ではなくたくさんの仲間と受験勉強をしているんだということを実感できます！
次の税理士試験へ良いスタートが切れるよう、
自分に合った勉強法で合格に向かって頑張りましょう！
（辻・本郷 税理士法人 採用広報チーム）
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