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シールド(絵本)

コジマとキジマという名の男の子二人が主人公の物語。

村上龍と13歳のハローワークの絵を描く人。


対照的な二人が、成長する過程で自分の弱い部分を守る盾を探していく話。


弱い部分とは、アボカドの種とは逆に人間の中はとっても壊れやすものがある。


盾で守らないと、カサカサになり乾いた犬の糞みたいになる。とあった。


自尊心とか、感受性みたいな、弱い部分を自信やアイデンティティみたいな盾で守る話。


いい子のコジマは、高校に入ると暗く落ちこぼれていく。自分の盾が周りからの評価だったから。


対するキジマは、捻くれていたけど盾の話を聴いてボクシングを始める。厳しいトレーニングを乗り越えた自分に誇りを持ち自信をもつ。


就職で逆転。キジマは、地元の自動車メーカーに勤務。順風満帆。


コジマは就職に失敗。ニートになる。


20年後、さらに逆転。キジマは、リストラにあい自分の盾が脆いものと気づく。


コジマは犬のドックトレーナーになり、配偶者にも恵まれる。


最後、2人で盾について語り合う場面で終了。

とても、面白いし色んなことを考えさせる絵本でした。今度、放課後等デイサービスでシェアしたい‼️

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