ミスをしてしまった時の心構え
入社して9年目ですが、未だに初歩的なミスをします。
現在、設備の改造作業を海外で行ってます。部品は日本で製作し、海外工場へ出荷。海外の装置に組み込んで改造する業務で、作業はローカルのエンジニアが行います。もちろん、ローカルエンジニアは日本人よりスキルがおとりますので、部品の製作ミスはあってはなりません。
ですが、本日部品を取り付ける作業に取りかかったところ、上手くとりつかない部品が多発。原因は様々ですが、部品がつくつかないなんて、はっきり言って確認不足から生じる初歩的なミスです。その部品の製作を主導していたのが、情けないことに自分です。周囲に迷惑かけますし、グチグチ嫌味を言ってくる輩もいます。
そんなとき、いつもこんな気持ちになります。
あぁ、もっとちゃんと確認しておけば良かった。
こんな初歩的なミスをするなんてなんて情けない、また周りからの信頼を失った。
で、声もまともに出なくなる瞬間があります。今日もありました。
しかしそんなとき、声が出ないまま過ごしていても更に周りに迷惑かけますし、何より大の大人の、責任のある行動とは言えませんので、意識転換します。
かなり無理矢理ですが…
自分はお地蔵様になった気持ちで、とにかく無になります。感情は消します、誰も悪くないと思い込みます。そして、頭の中で考えうる最善の改善案を提案し続けます。そうすると、客観的に見て良いパフォーマンスを発揮できます。自分の場合だけかもしれませんが(-_-;)
大きめな失敗は、良くする方で、する度に凹むのですが、それはいつも、後々思い返すといい経験で、自分に何かしらの教訓を与えてくれます。自分の寄与度が多かれ少なかれ、必ず自分にも原因があるのですから。
そして大きな失敗でも、リカバリーを必死に、時には周囲に助けを求めながらやれば、会社という組織の中ではなんとかなるものです(今は下っ端だからかもしれませんが…)
ただ、素直な気持ちを言うと、失敗すると、やっぱり凹みます(笑)今晩のテンションは、ドンヨリでしょうね。
月曜日から憂鬱な三十代サラリーマンのつぶやきでした。