介護職のストーマケアとは
ストーマを装着している要介護者に対しての介護職のストーマケアは大変デリケートな仕事です。
ただ本来のストーマケアは介護職の仕事ではありません。
肌に密着しているパウチ交換などは看護職の仕事になります。
本来の介護職の仕事はパウチ交換をする看護職の介助が主な仕事になります。
看護職が交換しやすいように要介護者の身体を支えたり、ストーマの状態を確認することがメインになります。
色が変化したり出血を伴う場合は、ストーマに問題が発生している場合があるので直ちに医師へ報告します。
また便や尿によってストーマ周辺のかぶれなどを注視する必要があります。
他にも便の状態を脱水状態防止のために確認すること大切です。
ストーマケアで大切なことは、看護職と介護職の気配りについてです。
ストーマの交換を施される不慣れな要介護者は、自身の様子を見られたくないと感じています。
このような要介護者の状態は精神的に辛さや負担を抱えているものです。
そのためサポートを行う際は要介護者への配慮と、言葉遣いにも気を配る必要があります。
さらに要介護者が著しい運動を行う際には補強のためのテープを貼り付けることと、器具の固定に関しても注意が必要です。
その上でパウチの中身を就寝前に確認して、溜まっているようであれば廃棄することが大切です。
介護職として注意する点は、要介護者のストーマの状態変化とその周辺の皮膚状態、便の形状などを必ず目視することが重要です。
介護職として気を付けたい点は、こちらの参考サイトに記載があるので確認しておくことをお勧めします。