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【備忘録:留学の思い出】2010年1学期目編-6

 各授業も始まり出した頃、1140(イレブンフォーティー)という校舎の1階中心にある謎の広い歓談スペースで名古屋の専門学校からの留学生仲間を含む日本人軍団が輪になって話しているところを見かけたので顔を出してみました。

この歓談スペースでは時々キャンプの時に使うようなウォーターサーバーで飲み物が置かれていたり、自由に取っていいドーナツやらパンやらがあったりしました。なぜあるかは謎。

日本人の輪の中は、専門学校からの知り合い以外は基本初めましてで自己紹介コーナーを繰り広げて行ったのですが、一際異彩を放つ青年?おじさん?少年?がいました。

背が高く細身で御坊ちゃま風短髪ストレート、黒のタイトデニムに、マイケル・ジャクソンを彷彿とさせる赤にファスナーがいっぱいついたジャケット。極め付けは開閉式の丸いサングラスをご開帳してあらせられました。

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何を隠そう彼が後の僕のルームメイトになるトランペッターMくんなのですが、この時の感想はやべぇくせ強いやついるじゃん

聞くと彼は全額奨学金だそうです。以前奨学金制度については入試の結果発表のあたりでお話しましたが、なるほど彼がそうなってこういうことか。ということです笑

 彼との出会いによって僕は校内で本当にたくさんの世界中からの素晴らしいミュージシャンたちを紹介してもらいます。

つづく

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