「タスクシュート」利用の歴史(その3)
1.はじめに
今回も、前回に引き続きわたしが、これまでタスクシュート(以下、TC)を利用してきた歴史を振り返りたいと思います。
2.タスクシュートのツール変更(Taskchute2 → TaskchuteCloud)
2021年12月~私が会社で使用しているパソコンは、数年ごとに定期的に訪れる入替えにより、新しいパソコンとなりました。
そのタイミングでこれまで使用していたMicrosoftのOffice
製品が、2007というシリーズからO365というシリーズにかわりました。
ちょうどそのタイミングから、MicrosoftのOffice製品のアップデートためのインターネット通信が、日中ランダムなタイミングで頻繁におこなわれるようになりました。
この製品アップデート通信の最中は、パソコンの処理が非常に遅くなりました。。。
アップデート通信だけでなく、それ以外でも頻繁にインターネットとなにやら通信をしているようで、Office製品の動きがとても不安定となり、例えばメールクライアントもO365となり、単に受信チェックをするだけでも、かなりの不安定さを感じるようになっていきました。
そのような状況のなか、私が上司とオンライン会議でExcel資料を共有していて、画面の表示切替がパッと切り替わらないことにイライラしはじめるようになりました。
私はなぜ画面が切り替わらないほどパソコンのリソースが不足しているのか調べたところ、Excelのメモリ消費が激しいことに気づきました。Excelでは、容量の大きな会計データなどを開くことが多く、少しでもExcelを軽くしたいと考えました。
調査したところ、少しではあるものの、常時ログを記録するために立ち上げていた「Taskchute2」においても、パソコンのリソースを消費していました。
当時の私は、少しでもパソコンを軽くする必要に迫られ焦っていました。
また、Web会議でExcel資料を画面共有中に、ちらっとでも「Taskchute2」のカラフルな画面がみえることにも抵抗を感じ始めました。
実際には私の周りからは何も言われておらず、あまり気にされていないようなのですが。。。(苦笑)
。。。というわけで、この時から私はやむを得ず「Taskchute2」を手放し、「 TaskchuteCloud 」を使いはじめることとなります。
TaskchuteCloudはWebブラウザで利用できるので、パソコンのリソースを消費する度合いが、Taskchute2と比較してとても軽いと感じられました。
もちろん、Webツールとなりますので、データがローカルではなくWeb上に保管されます。そういった面でセキュリティ上の心配はありました。
当然、ツール側でセキュリティ対応も万全に行われています(「TaskChute Cloudのデータ保存場所について」)
しかしながら、やはりクラウド上に業務データを登録していくのは気になります。
対策として、十分ではないかもしれませんが、私は登録するタスク名やプロジェクト名には会社独自の固有名詞は書かないようにするようにしました。
3.おわりに
今回はタスクシュートのツールと会社での利用状況について掲載させていただきました。興味を持っていただけたら幸いです。
振り返ってみると、会社でのタスクシュートの利用は、世の中の他のツール同様、セキュリティやコンプライアンス面でハードルがあることに気づかされます。
私は、以下のような理由で会社に特別な許可を得ること無く利用しています。
私の業務範囲の一部として、使ったこともないツールの検証を行ったり、社内の全国にある拠点から、様々なツールのインストール許可申請が届き承認する立場の部署であったことが起因しているため
加えて、私のいる部署がIT関連のセキュリティマネジメントを担う部署でもあった(2023年より部署が分かれて役割が外れました)ため
私のように、企業の情報システム部門でITインフラ関連業務をされている方は、正直比較的自由度があるとおもいます。また、業務もひっ迫されているとおもいますので、タスクシュートの利用をお薦めいたします!
しかしながらそういった立場にない方に関しましては、会社ごとに規則は異なってきますので、社内のセキュリティポリシーやルールに従い、ツールの使用に関するガイドラインを必ずご確認のうえ、タスクシュートをご利用される必要があります。(当然のことながらツールの利用に伴うリスクや責任は、読者の方自身に帰属します。)
とはいえ、タスクシュートを使うメリット、効果はすべての方々にとって大きいものですので、会社での利用をあきらめず、ぜひ日常生活だけでなく、社内でも利用されることをお薦めいたします!
よろしければサポートをお願いします🙇♀️