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タスクシュートとプロジェクト管理ツールとの関係

1.「タスクシュート」は個人のタスク最適化ツール


突然ですが、読者のみなさんは、会社などで、「プロジェクト管理ツール」を使ってタスク管理をされているかたがいらっしゃるかもしれません。

「プロジェクト管理ツール」では、プロジェクトに関係する人を定義して登録します。複数人のタスクを管理することになります。
しかしながら、「タスクシュート」が取り扱う人数は、個人1名のみとなっています。

ここでは、個人1名のタスクを管理する「タスクシュート」と、複数人のタスクを扱うことのできる、案件単位でタスクを管理する「プロジェクト管理ツール」を比較してみましょう。

2.「プロジェクト管理ツール」は案件完了のためのタスク最適化ツール

例えば、「歯を磨く」「着替える」というタスクは個人1名でおこなうので、すんなりタスクシュートで取り扱えます。

一方、例えば、「コロナ明け社内親睦会開催」というプロジェクト化された案件があったとします。

プロジェクトのリーダーは、案件内のタスクを細分化して、「参加者募集メールの配信はAさん、会場の手配はBさんね!」などとタスクをプロジェクトメンバーに分配するかもしれませんね。

この場合、「タスクシュート」は個人で使うものなので、Aさんの「メール配信」タスクと、Bさんの「会場手配」タスクは、一度に1つの「タスクシュート」であつかうことができません。

そういったことがしたい場合は、「WBS」や「ガントチャート」などの、「プロジェクト管理ツール」を使うこととなります。

3.本線を「タスクシュート」で、支線を「プロジェクト管理ツール」でタスク管理する

わかりにくいかもしれませんが、下記のとおり、図にしてみました。

【本線をタスクシュートで、支線をプロジェクト管理ツールでタスク管理する】

「プロジェクト管理ツール」は、案件ごとに組織的に目的を完了させるために必要なツールですので、プロジェクト完了を目的として、タスクを管理します。

一方、「タスクシュート」は、個人が毎日を幸せに生きるために使うツールですので、まさに個人の幸せを目的として、タスクを管理します。

このように、「タスクシュート」メソッドは、タスク管理を、目的に応じて使い分けること、つまり、「タスクシュート」を本線として使い、「プロジェクト管理ツール」を支線として使うことを推奨しています。

そこまでしてなんでわざわざ「タスクシュート」を個人個人が使う必要あるの?と思うかもしれません(笑)

使うツールを増やしてまで「タスクシュート」を使って生きていくメリットに興味のある方は、これからぜひ一緒にタスクシュートを学んでいきましょう!!

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