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タスクシュート用語「先送りゼロ」について

はじめに

今回は、私がいまいち理解が浅いと感じていた「先送りゼロ」の意味を再確認しました。
考えても答えは出ないのであらためて、タスクシュート協会資料を読みなおしてみました。

私はいままで、「先送りゼロ」の意味は、文字通りの意味でしか理解していませんでした。
具体的には、まずは「先送り」は、
「当日作成したプランのタスクが、何らかの事情で実行できなかった時、そのタスクをやむを得ず翌日以降のタスクシュートリストに移動して登録する」
といった意味で理解していました。
そして、「先送りゼロ」は、
文字通り、「先送り」
「ゼロにする」という意味でとらえていました。

しかしながら、そういった意味だけではないんですね。


「先送りゼロ」の意味①:一日の終わりに登録したすべてのタスクに着手・実行できた状態

タスクシュートメソッドでは、一日のプランを作成して、タスクを実行していき、一日の終わりに登録したすべてのタスクに着手・実行できた状態になったときに「達成感」という報酬が得られます。
この状態を「先送りゼロ」と表現します。

「先送りゼロ」の意味②:プランにすべて着手することを目指しながらログを記録する

タスクシュートサイクルの図(下の図)上の「先送りゼロ」は、プロセス(動作)を示しています。

タスクシュートサイクル


このプロセス(動作)の意味合いは、「プランにすべて着手することを目指しながらログを記録する」です。

「先送りゼロ」=「プランに挙げた項目を漏れなく着手する」には

プランに挙げた項目を漏れなく着手するには、当然のことながら、プラン作成時に現実的に確実に実行可能なタスクリストを作る必要があります。

プランのタスクを実行していくなかで、予想外の出来事が起こって、どうしても着手すらできないタスクが発生した時は、そのタスクは、明日以降に先送りするか、削除するか、放置する(残タスクとして残したままにする)しかありませんよね。。

でも逆に、着手さえできたら、先送りではない、ということになります。
このため、少し意識を高めれば、「なんらか着手だけはできるタスク」って結構あると思います。

着手すれば、今日の分はこなせた、あとは明日以降にまた再度タスクを継続すればよいと考えます。

先送りが発生しても気にすることはなく、問題ではないという認識で進めていけば、タスクシュートをうまく使い続けることができます。

今の私のタスクシュートの状況

現在私は、介護休職中で会社へ出勤することがなく、介護生活を中心に日々暮らしています。

仕事がないため、基本的には「ルーチンタスク=日々こなしている身の回りの生活を維持するためのタスク」だけで過ごせてしまいます。

なので、「先送りゼロ=プランに挙げた項目を漏れなく着手する」は、容易にこなせている気がします。

しかしながら、そんな気がしただけで、実際振り返ってみると、あまりないものの、結構頻繁に「先送り=着手すらできないタスク」が発生していたことに気づいていませんでした。。

・体調がよくないため、OWN(筋トレ)タスクを削除
・台風のため、洗濯干しタスクが不要となり削除
・クレジットカード会社へ住所変更の電話をしたが、受付時間を過ぎていたためタスクを明日以降に先送り

私の「先送り=着手すらできなかったタスク」の例

私は、上記例はすべて、「正当な理由でタスクを削除・先送り」したと認識していますので、先送りにカウントしなくてよいと思っています。

むしろ、タスクを削除することで、その時点以降のタスクシュートをすっきりしたプランに仕立て直したほうがいいと考えます。。

発生してしまった想定外の出来事は、受け入れて対応するということだと思います。

削除・先送りしそうなタスクは、朝の一日の始まりの、プラン作成の段階で取り除くなどの取捨選択ができるといいですね。。

そして、一日の途中で、余裕があれば、タスクを追加して着手だけでも進めるというやり方もあると思います。

どちらにしても、その時にやれる範囲で、やれることを、少しずつ進めていくということが良いと思います。

おわりに

今回、私は「先送りゼロ」の意味を確認して、自分が理解している意味合いを深めてみました。。

引き続き日々のタスクシュート生活に活かして検証してみます!!

タスクシュートについてはこちら



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