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保険仲立人(ブローカー)としての保険の比較調査


多くのお客様「保険料が2倍、3倍の格差がある」ことを知ることなく保険に加入しています。

しかし、従来の保険代理店は、お客様へ保険比較資料の提供ができません。
比較資料を作成しても、保険会社が使用許可(承認)しない為です。

保険会社と独立した関係にある「保険仲立人(ブローカー)」はお客様からの指名状を受け、保険比較資料を提供することができる唯一の存在です。


保険の加入を検討する際、多くの方が「どの保険が本当に自分に合っているのか」を十分に比較せずに契約している現実があります。特に、生命保険は金額が大きく、長期間にわたって支払うものですから、しっかりとした情報収集と比較が重要です。

今回は、40歳の男性が1億円の死亡保険(10年定期保険/掛捨て)に加入する場合の保険料を、国内で販売している42社を徹底調査しました。その結果、保険会社によって保険料に大きな差があることが明らかになりました。

リスク細分型割引を活用するメリット

生命保険会社の中には、リスク細分型割引という制度を提供しているところがあります。これは、喫煙していない、BMI値が正常範囲内、ゴールド免許を保有しているなど、特定の基準を満たすことで、保険料が大幅に割引かれる仕組みです。この割引を活用すると、最安値の保険会社と比べて2~3倍の保険料差が生まれることが分かっています。

喫煙率とBMIの日本の実情

厚生労働省のデータによると、日本人の非喫煙率は83.3%、さらにBMIが正常範囲内の人の割合は86.7%と非常に高いことが分かっています。つまり、多くの日本人がリスク細分型割引を受けるポテンシャルを持っているということです。

令和2年厚⽣労働省国⺠健康・栄養調査報告「⾝体状況調査の結果」より
令和3年成⼈喫煙率(厚⽣労働省国⺠健康栄養調査)より



リスク細分型商品の普及状況

しかし、実際にリスク細分型商品を提供している生命保険会社はわずか16.7%しかありません。これは、多くの保険契約者が、比較をしないために割高な保険料を支払っている可能性があることを示しています。

2023年10月現在保険会社各社直近決算データより (年⾦保険・団体保険を除く死亡保険保有契約⾦額)



保険比較の重要性

保険をしっかりと比較検討せずに契約を継続している人が多いため、日本ではまだ「保険を比較する文化」が浸透していないのが現状です。
毎月2~3倍の差が10年続くと・・・良い車が買えてしまいますね。。。

結論として、保険を契約する際は、できるだけ多くの選択肢を比較し、リスク細分型割引などを活用することで、保険料を大幅に節約できる可能性があります。ぜひ一度、保険の見直しを検討してみてください。