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出雲中学校陸上部×走りの学校

ちょっと長いので、お時間ある方だけ読んで下さい。

走りの学校は、今では2200名を超える生徒さんがいますが、全体の30%は陸上競技者や、陸上部の指導者の方です。

また、現役やマスターズの日本のトップ選手からも、「走り革命理論は解りやすい」とお言葉を頂く事があります。

陸上界から認めて頂ける事は、実は想定外でした。なぜならば、僕自身、陸上未経験だからです。(強いていえばジャマイカでの3ヶ月間)

※正直、もっとハレーションが起きるかと思ったのですが、陸上界の方は懐が広いというか、器が大きいというか、素敵な方が多いように感じます。

もしかしたら、陸上界の一般的な理論というものを全く知らずに、シンプルに世界一速い人と自分の走りの本質的な違いにフォーカスし、その具体的な改善方法を陸上をやった事ない自分でも理解出来る様に構築しようとした事が、解りやすい指導理論に辿り着いたのかもしれません。

※本質的な事だけをどこまでも追求するという、女性に一番モテないタイプのこの性格が、この時ばかりは好転的に働いた様に思います。

以下、出雲中学校陸上部の松本先生からのご感想が、凄く嬉しかったので転載させて頂きます、松本先生本当に有難うございます。

今回、「走りの学校」の和田さんに指導をお願いしようと思ったのは、SNS等で一部紹介されている「走り革命理論」に感銘を受けたからです。

すべての理論がYouTubeなどで紹介されているわけではないと思うが、この理論を用いての指導がとても解りやすいという点です。

私自身が陸上競技の指導者という視点から動画を見ているから理解できる部分もあるのだろうが、それを抜きにしても「なるほど」と思えるまでが早い。
スプリントとランニングの違いが明確に示されているので動きを意識するのが容易である。

また、指導する側としても決定的な違いを教えることができる。
私は今までこれを知らずによく短距離選手を指導してきたものだと恥ずかしくなりました。
私自身が幼き頃学校で教わったものも、「速く走る・長く走る」この程度の違いです。

私は日々体育の授業で様々な運動能力の子どもを教えています。今回、YouTubeで「走り革命理論」と出会い、その一部を僭越ながら授業で実践させていただきました。

1年生の女子100名を対象に短距離走の授業で「スプリントテクニック」の学習を行いました。その過程で感じたことは、和田さんのやり方は非常に解りやすいということ。

技術の習得過程で、体育の得意不得意にかかわらず、何をどうすればよいかが誰でもわかる。
友達同士でお互いの動きをチェックさせた時なども「スーパーパー、つま先が下向く」、「腿が地面と平行」、「空中での足の入れ替え」、「手を上げて足にフォーカス」など見るポイント一つ一つが素人でもその良し悪しを判断できる。

3週間程度の学習時間で、小学校の時よりタイムが上がったという生徒が約8割。これには私も驚きました。
コロナによる休校処置で約3か月間家の中にいる生活が続き運動の機会が激減していた中でこれは期待以上でした。

私自身、ほぼ毎日のように陸上競技に関して勉強をしていますが、数多ある指導法の中でも理解しやすく、実践しやすい方法でした。

著名な方々の動画や書籍、また、指導者講習会でも、言っていることはわかるんだけどそれをやるのが難しいということが多い
しかし、和田さんがSNSにアップしてるものは、感覚的なものを理論によって「見てわかる、やってできる」というところが素晴らしかった。

小学校低学年の子どもでも、見てわかる、やってできることだと思いました。

講習の後に少しお話しましたが、そもそもの日本の教育内容自体が「走る」ということに関して根本を区分けを明確にしていません。
これが学校体育の現状です。
和田さんが仰るように、日本の走りに関する指導は「ランニングテクニック」で短距離を教えています。


このような励ましの言葉をいただき感謝しかありません。
これからも「見てわかる、やってできる」を肝に銘じて、ひとりでも多くの方が走ることが速くなれるように講師一丸となり指導し続けていきたいと考えています。

和田賢一


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