失敗をおそれずに挑戦する事の大切さ
こんにちは。
校長の和田賢一です。
この前、素晴らしい学びがあったのでお話しさせて頂きます。
先日あるサッカースクールで指導をさせて頂きました。
僕は講習会の中で子供達にも「何故、こうなるかわかる?」など、何故?を何度も問い、主体的に考えてもらように心がけています。
その中で、小学2年生の男の子が、「はい!」と何度も手をあげるのですが、差すと「えーーっとわからない。。」となってしまったんです。
この子は、やたらめったらに手をあげているわけでなく、解りそうだけど、言葉に出来ていないのだと思い、手を上げてくれたら何度でも答えてもらいました。
それで、やはり「えーーっとわからない。。」だったんです。
僕は一番最後に、最も難しい問題を出しました!
質問は、何故膝を曲げてしまうと速く走れないのだろう?という投げかけです。
おそらく、大人でもほとんどの方がすぐには答えられないと思います。
しかし、なんとその男の子は答えを明確に言い立てたのです。
そして、何故そう思ったのか?と追求してみると。100%深く理解している答えが返ってきたんです。
僕は驚きました。
彼は天才なのでしょうか?
僕は違うと思うんです。
彼は思考を止めなかったんです。
解るかも知れないと思い考え続けていたんです。
大人になるとは、解ったような気になる事だという風潮を感じています。
子供の様に、解った気にならず、何故?を素直に追求する心を持ち続けいきたいと、改めて強く思いました。
ちなみにその男の子は、写真でも1人だけ違う方を向いていました。
唯一の小学二年生で、自ら志願し講習を受けたいと言ってくれたそうです。
和田賢一